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夢の汽車に乗って 歴史と正義
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yumenokisya

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『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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歴史と正義

歴史とは事実の積み重ねです。
しかし、それらは真実なのでしょうか?


今、我々が知る歴史とは勝者が綴った歴史に過ぎません。

負けて滅ぼされた者達の歴史は勝者によって抹殺されてきたのですから。

もし、敗者の歴史を過去から現代まで繋げることが出来たなら
人類の歴史は全く違ったモノになっていたはずです。


歴史とはその時代に生きた人の文化や精神も含めてではありますが
歴史における事実とは、多くは争いの結果でしかありません。

ただの権力者の欲望を満たす為の侵略だったのでしょうか?
或いは傲慢な同士の権力争いだったのでしょうか?
それとも民衆の為に立ち上がっての戦だったのでしょうか?

我々は歴史における争いの勝者・敗者は判っていますが
その争いの真実は判りません。

どちらに理が有ったとしても
必ずしも理の有る方が勝って来たとは限らないからです。

歴史の中ではしばしば裏切り者とか不忠義者が登場しますが
本当にそうだったのでしょうか?
或いは、勝者が後に討った相手に汚名を着せたのしょうか?

歴史の中や後世の物語の中では悪として描かれている人物が
地元では名君として今でも慕われているという話も珍しくはありません。

どちらの見立てが本当なんでしょう?
その真実も勝者の歴史の中からは見いだせません。


「勝てば官軍、負ければ賊軍」という言葉があります。

道理に適わなくても勝った者が正義となり
負けた者には不正などの汚名が着せられる意で
勝敗によって正邪善悪が定まるということの例えです。


それでは、そもそも「正義」とは何でしょうか?


人が相対する時、それぞれにはそれぞれの正義が存在します。
お互いが正義同士なのに、そこに正邪善悪があるのでしょうか?


正義とはあくまで、自分の側からの見方でしかありません。
つまり、正義とは自分の理に他ならないのです。

自分の信じる正義は
相手の側から見たら、ただの傲慢かもしれません。
理不尽なものに映って見えているかもしれません。。


正義のヒーローは悪者と闘い、悪者をやっつけます。
悪い者はやっつけられて当然です。

何故なら、悪者は悪いことをするからです。


唐突、極端な言い方かもしれませんが
それでは世界征服を企む輩は全てが悪者なんでしょうか?

革命家は自分の理想で国家を変えようとします。

世界征服の企みが単なる野望ではなく
革命家の独りよがりな理想ではなく
本当の意味での民衆の幸せだったとしたら
正義の理はどちらに存在するのでしょう?


もし、現代の世界に於いて
自分や一族の私利私欲や欲望の為だけに
政治をやっている国家元首がいたとして
合法的にそれらを打ち倒そうとした時
その正義の判定は民衆が下すでしょう。

しかし、過去に於いては非合法な手段が用いられたかもしれませんが
我々はそれを知る術がありません。

我々が知り得るのはあくまで歴史上の結果でしかないのです。

正義=合法と思いたいのですが
それさえ歴史の中では曖昧なものになっています。


以前も書きましたが
「自分の為にする政治と民衆の為にする政治」
その善悪は単純に前者が悪で後者が善だと断じることは出来ません。

自分の為にした政治であっても
結果、民衆が幸せになるのであればそれは善政と言えます。

民衆の為にした政治であっても
求めた結果が自己の満足に過ぎないのなら
それは自分の為にした政治ということになります。


以上の事柄を踏まえて考えるに
つまり正義とは普遍的なものではないのだということです。

しかも、その時代に起きた事実を
どのような立場の人がどういう解釈で
或いは、どのように評価をしたのか?

それらによっても歴史は書き換わることがあるんだということを
私達は理解をしておかなければなりません。


ただ、歴史は過去です。

過去に於ける判断は結果でするしかないのかもしれませんが
それでは未来に対する判断はどうでしょうか?

それぞれが持つ、心の善悪に照らし合わせながら
本当に正しい方向を見定めて判断をしていくことが大切です。

加えて、相手の正義を認める寛容さも必要でしょう。

それらが社会全体に於いて共通の正義となれば
どの国も間違った方向には向かわないはずです。


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