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夢の汽車に乗って 親心
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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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親心

子を持って知る親の心なんて言いますが
本当の意味で親の心を知るのは
進学や就職などで
旅立つ子供を送り出す時なのかもしれません


私は中学を卒業すると同時に親元を離れて
遠くの街の高校に通い出しました

下宿暮らしです

大学も東京に出てアパート暮らしをしていたので
結果として
中学を卒業してから親と暮らす事はありませんでした

それでもまだ
高校の頃は夏休みや冬休みになると
親元にはすぐに帰ってはいましたが
東京の大学に入ってからは
それでなくとも、頻繁には帰れないのに
2ヶ月はある夏休みとか冬休みなんかも
やれバイトだとか部活の合宿だとかで
帰省はせいぜい10日間くらいなものでした

しかもあの頃の私は
東京から北海道に戻ってもすぐには親元には帰らずに
当時札幌に住んでいた友達のアパートに寄って
遊び呆けたりしていたのです

社会人になると帰省も
もうそんなに休みも取れなかったので
お盆と正月に数日程度だったでしょうか

一人息子の帰りを楽しみに待っている親の事なんて
果たしてどれだけ考えていたでしょう

いや、今にして思うと当時は
いつも自分の事しか考えてなかったんでしょうね


そんな私が親になりました

長女は地元の高校を卒業すると地元の短大に通ってくれて
就職も地元だったので今も一緒に住んでいます

なので今までは
そんな事はあまり考えた事も無かったのですが
今春、次女が本州の大学に進学をする事になりました


こんな事を親の私が言うのも何ですが

内心は

「国公立大学の受験なんてそんなに甘くは無いし
 どうせ、せいぜい札幌辺りの私立大学に受かるのが関の山で
 結局は落ち着く所に落ち着くだろう」

なんて高を括っていたらさもありなん?
本州の公立大学に受かってしまったんですよね

高を括っていたと言うか
次女には申し訳ないけど
それがもしかしたら
バカな男親の本心、願いだったのかも知れません

いや、もちろん喜んでいない訳ではないんですよ
いや、良く頑張ったなとは思っているんです


でも、そうね・・・
心の何処かではずっとそんな気はしていました

長女は未だに
休みが有ると家でゆっくり好きな事をしていたい方なのですが
次女は正反対で
部活の休みの日はもちろん部活終わりでさえ
部活の仲間やクラスメイトと遊びに出ていたりしていました

そんな出ずっぱりの次女を見ていて

「あぁ、こいつは高校を卒業したら
 きっと何処かに行っちゃうんだろうな」

漠然と、そう感じていたのです

だから
本州の大学を受験すると言った時も意外ではありませんでした

「どうせ、受かるはずはない」

なんて思ってもいましたしね

「まぁ、結果的に私立でも札幌辺りだったら仕方ないかな」

そんな風に自分に言い聞かせていたのです

札幌なら何か有っても日帰りだって出来るし
特急に乗れば二時間半もあれば帰って来られます


まだ次女が旅立つ前なのに
今から、さだまさしの案山子の歌詞が
頭をグルグルとヘビーローテーションで回っています

”元気でいるか 街には慣れたか 友達出来たか
 寂しかないか お金はあるか 今度いつ帰る

 (中略)

 お前も都会の雪景色の中で
 丁度あの案山子のように
 寂しい思い、してはいないか
 身体を壊してはいないか”


一人っ子だったのに
中学を卒業してから親と暮らした事がなく
たまに帰っても
これは多分に照れもあったんですが
親の問いにはぶっきらぼうな答えしかせず
母親が「服の一枚でも買いにデパートに行こう」と言っても
「別にいいよ」
母親が「今晩は何が食べたい?」と訊いてきても
「何でもいいよ」

たまにしか帰省しない一人息子です
親はどれだけ私と話をしたかっただろう?

訊きたい事だってきっとたくさんあっただろうな


そんな私が今は次女を見送る事になりました

土曜日に旅立ちます

自分の親不孝ぶりを考えたら
偉そうな事や押しつけがましい事は何も言えません

ただ、私の親がそうしてくれたように
私も遠くから見守る事だけです

この先、次女が何処に行き何をするのか?

来年の秋には半年間の留学も控えています

次女が帰省する度に
色々と訊きたい事も出るんだろうけど
私に似て?ぶっきらぼうな答えしかしない次女

返ってくる返事は予想出来てしまいます


これから、どんな風に変わって行くのか?
それとも、やっぱり変わらないのか?

何となく分かるのは
もう次女とは一緒に暮らす事はないのかもなって事

それが次女の選んだ道ならそれも良し
親はいつだって見守るのが仕事なんでしょう

ただ、ひとつだけ
これだけは覚えていて欲しい

これから何が有ったとしたって
お前が帰る場所はここにはいつも有るんだぞ

いつでもね

だから、無理に頑張り過ぎずに頑張れ

もし、万が一だけど
親の為に頑張ろうなんて思っているのなら
そんな必要は無いし
むしろ頑張らなくたって良い

ただ、自分の為に頑張れ

自分のやりたい事の為に
自分の進みたい道の為にね



行ってらっしゃい


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