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夢の汽車に乗って 後悔 ~赦すべき事~

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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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「なんだ、また思い出しているのかい?」

いや、ちょっとね・・・

「もういい加減に赦されても良いんじゃないか?
 二十年も前の後悔なんてさ」

そんなつもりじゃないけど。

「けど?
 そんな引き出しの奥の奥に仕舞い込んだ
 錆だらけの後悔を今更引っ張り出してきて
 それでどうするつもりなんだい?」

錆だらけって、そんな言い方をしなくても。

「そうじゃないか。違うかい?」

・・・

「だろ? 思い出して又、後悔をしてさ。
 それで何か変わるのかい?」

そう、何も変わらないさ。
でも、想い出ってそういうもんだよ。
それを懐かしんで何が悪い?

「懐かしむだけなら悪くはないさ。
 じゃ、訊くけど
 思い出しているのは楽しかった事かい?
 幸せだった時の事かい?」

・・・

「違うよね?
 <あの時>の後悔ばかりだろ?」

だって、しょうがないじゃないか。
本当に後悔しているんだ。

「それは解るけどさ。
 ん~、きつい言い方だけどね。
 拘っているのは君だけだと思うよ。
 そんな昔の事を今でも後悔している良い人。
 いや、優しい人って言われた方が良いのかい?
 それとも・・・」

もう良い!
解ったよ、解った!
どうせ俺は女々しい男さ。
それで良いよ。

「いや、解ってないね。
 いいかい? 考えてもみなよ。
 そんな二十年も前の事を
 今でも悔やんでいられるっていう事はね。
 逆に言えばこの二十年間は
 あの時の後悔以上の後悔はしていないって事だよね?
 それって本当はものすごく幸せな事なんじゃないか?
 大事なのは今だし
 それ以上に大事なのはこれからの事だろ?
 もう自分を赦しちゃえよ」

赦すって・・・どうやって?

「だって、結果はともかくさ。
 あの時はあの時で真剣だったんだろ?
 嘘は無かったんだろ?
 なら、別に無理をして忘れなくても良いんだ。
 ただね、あの時の自分の事を認めてあげたら良いんだよ。
 それが赦すって事だと思うな」







だんだんと夜が長くなってくると
その長さに乗じて
私の中の色んな私が勝手に昔語りを始めだす。

「そういや、そんな事もあったな」

微かな胸の痛みを懐かしく擦る・・・そんな秋の夜。


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