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夢の汽車に乗って 未来日記

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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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未来日記

北海道の学校は夏休みと冬休みの長さが一緒なので
本州からしたら夏休みは早く終わります。

と、いうことで次女の夏休みも今日が最終日。

案の定、今回も最終日の徹夜は必至の様子。
いや、必死の様子?(笑)

まぁ、夏休み、冬休みの最終日の徹夜は
我が家では長女から続く伝統みたいなもので(笑)
今更、驚きもしませんが
この時期になると思い出す事があります。

やっぱり、ネタの主は次女なんですけどね。


今から七~八年前、次女が小五だった年の夏休み。


いつもは夏冬問わず休み最終日に
ジタバタして焦りまくって
取りあえず(?)終わらせていた宿題の山。

さすがに五年生になって少しは大人になったか?
その年の夏休みに入ると次女は堂々と宣言をした。

「私、今回は一週間で宿題を全部終わらせるから!」

ほぉ、それは見ものじゃないか。
とくと見せてもらおうか!


ほどなく一週間が過ぎようとしていた。


「どう? 本当に宿題は終わるのかい?」

訊く私に次女はドヤ顔で答えた。

「自由課題以外は全部終わったよ」

「えっ? マジ???
 算数や国語のプリントも?」

「丸付けよろしく!」

「社会や理科も?」

「丸付けよろしく!」


普段は思いっきり腰が重いけど
やれば出来るのは私譲り?

お父さんは今
モーレツに感動しています!


「あっ・・・そ、それは良いけど・・・
 で、読書感想文は?」

次女は自由課題の次に読書感想文が苦手。

「ねぇ、何を読んだら良いの?」

いつもは先ず、そこから始まるのだが。


「読書感想文も終わったよ」

「えっ? マジ???」

(驚くと何故かリアクションがワンパターンになる私)

「姉ちゃんが良い方法を教えてくれたんだ」

姉ちゃんが?
何故かその言葉に一抹の不安を覚えた私は
チラッと長女を見た。

「えっ? 何?」

「お前、次女に何て教えたんだ?」

「別にぃ~」

「別にじゃないだろ? こら、白状しろ!」

「白状って。みんなやってることだよ」

「何だよ?」

「あのね。文庫本の場合は裏表紙にあらすじがあるよね?
 先ず、そこを読んでから次は後書を読むとね
 本の内容はほとんど解るから」

「あのなぁ~ お前、後でしばく!
 おい、次女! さっさと書き直せ!
 そんなんダメだろが!」

「いやだよ。もう書いちゃったもん」

「お前らなぁ~」


お父さんは今
モーレツに感動したことをモーレツに後悔しています。


私は嫌な予感のまま
おそるおそる次の質問をした。

「まぁ良い。
 じゃ、残ってるのは日記と自由課題だけなんだな?」

「日記? 終わったよ」

平然と答える次女。

「えっ?
 だってお前。日記なんてまだ書ける訳ないだろ?
 まだ二週間以上休みは残ってるんだぞ」

「書けるよ」

「お前なぁ~ 嘘はいかんのだぞ」

「嘘じゃないよ。チョー完璧な未来日記だもん。
 オホホー」

おどける次女 VS 呆れる私。

「何が未来日記だよ。何がオホホーだよ。
 ただのテレビの観すぎじゃん。
 てかさ、なんで今から日記が全部書けるんだよ?」

「だってさ。
 十三日と十四日は北見のおばあちゃんの家に行くんでしょ?」

「あぁ、お父さんも休みだしな」

「従兄弟たちもみんな集まるよね?」

「そうだな」

「夜はみんなで焼き肉でしょ?」

「多分な」

「終わったらおばあちゃん家の前で花火をするよね?」

「一応、買ってあるけど」

「十五日は旭川にお墓参りに行くんだよね?」

「あぁ、もちろん。お盆だしな」

「他に予定はある?
 何処かにキャンプに行くとか
 旅行に連れて行ってくれるとかさ」

「いや、そ、それは・・・」

「でしょ?
 そしたら予定は全部解ってるんだもん。
 今から日記に書いたって同じでしょ?」

「うぐっ(思わず絶句)
 いや、まて!
 だけど、それはいかんだろ?」

「もし、何か別な予定が入ったら書き直すよ。
 どうせ、鉛筆で書いてるしぃ~」

「ま、まぁ・・・そうだな・・・」


期待と私へのプレッシャーを全開に
<何処かに連れて行け>光線でアピールする次女。
だが、そんなことに負ける私ではない!

未来日記だぁ~?
よし、その通りにしてやろうじゃないか!


しかし、あの年。
勝利を掴んだのは次女でした。

結局、行きたくもないキャンプに行くはめになった我が家。

「だからキャンプなんか嫌だったんだよなぁ~」

テントの中でやぶ蚊に刺された痕に爪で十字を作っては
眠れない夜を過ごした私を尻目に
寝袋に包まれて満足げに寝ていた次女。

今の小生意気な口達者ぶりは
思えばあの頃から育まれたものだったのだろうか?


居間でノー天気に鼻歌を歌いながら
宿題を広げている次女を見ては
今年も私はそっと溜息をつくのでした。



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