Neko

夢の汽車に乗って 僕にまかせてください

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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もうすぐお盆です。


あなたが
”お盆”と言って思い浮かぶ歌と言えば何でしょう?

北海道民にとっては
もちろん『北海盆唄』は外せませんが(笑)

それはともかく一般的には

『千の風になって』
『精霊流し』 etc・・・

こんなところでしょうか?


私が真っ先に浮かぶのは
クラフトの『僕にまかせてください』です。
(実際にはお盆の歌ではないんですけどね)

この歌を聴くといつも思い出す事があります。



私が結婚をする
ずっとずっと前の事です。


当時付き合っていた女性のお父さんのお墓を
その三年間の中で
一度だけ一緒にお参りに行った事があります。

いつもはお母さんと妹さんと
三人でお墓参りに行っていたのですが
その年に限って彼女は私に行って欲しいと言いました。


良く晴れた暑い日でした。

途中で花を買い
いつものドライブのように車を走らせました。

彼女は心なしか
いつもよりはしゃいでいるようにも見えました。

「こんなに喜んでくれるなら
 また、来年も連れて来ようか」

そう思う反面
未だ見ぬ彼女のお父さんとの”対面”に
妙にドキドキしたり
『なんて手を合わせれば良いんだろう?
 やっぱり、初めまして?』かな?
『そろそろ覚悟を決めなきゃ怒られるかな?』とか
自分なりにそんな事が色々と頭を過っていました。


お墓の駐車場に車を停めると
私は彼女と並んで丘を上って行きました。


青い空に少しだけ浮かんだ白い雲。
蝉の声やらキリギリスの大合唱に急き立てられるように
高まっていく私の緊張感。

それを鎮めてくれたのは
彼女の口ずさむ軽やかな鼻歌でした。

あれは何の歌だったろう?


途中、丘の中ほどにある東屋で水を汲み
それからまた少し歩いて
彼女のお父さんが眠るお墓に着きました。

お墓に水をかけながら
彼女はお父さんに話しかけていました。

『なんか、こう言うのって良いな』

そう思いながら私は彼女の仕草をずっと眺めていました。

二人で一通りお墓の掃除をし
持って来た花を生け換えて
ローソクを灯し線香を焚き
お墓の前に二人で並んでしゃがむと
それからそっと手を合わせました。



言い訳をすれば・・・

あの時
彼女のお父さんのお墓の前でした約束は
あの時の私にとっては嘘偽りの無い気持ちでした。


しかし・・・


結果として
私は大嘘つきになりました。



あれから三十数年が経ちますが
今でもこの時期が来ると
あの時の事を思い出しては
心の奥の奥がチクッと痛むのです。



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