Neko

夢の汽車に乗って 妄想の森へようこそ

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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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シンデレラが家路を急ぐ

時刻は23時59分

さぁ、カウントダウンが始まるよ


急がなきゃ!


そして、シンデレラが家に駆けこんだその時
時計の針が丁度24時を指した

いつもの姿に戻ったシンデレラは思う

「明日なんて来なきゃ良いのに」




真面目に働いている夜勤の人達を除けば
こんな時間から活動を始めるのは
ドラキュラと妄想族くらいなものかもね


妄想の良いところは
自分の思うがままになるところ

何をするのも何が起こるのも
それは自分が描いたストーリー

自分に都合の悪いことなんか起こるはずもない

そして

何より自由だ




シンデレラが落としていった硝子の靴

王子は娘を探せと命令するが
見つかるはずもない

何故なら

硝子の靴にサイズがピッタリだったら
普通の人間なら靴擦れで歩けたもんじゃない

つまり娘は人間ではないことになる


魔法?

これまた性質の悪い冗談だ

何でも魔法で片付けるなんて
趣味の悪いやり方だと思わないかい?

「それは魔法だ」

って、言えば何でも出来るなんて
あまりにも想像力が欠落していないかい?




妄想って言うと訝しげに人は決めつけるよね

「どうせ、いやらしい事を考えているんでしょ?」

「あいつは現実から逃げているだけの
 ただの気持ちの悪い妄想狂だ」

なんてね


良いさ
言いたい奴には言わせておくよ

そう言う奴に限って
その実態は現実を見る事の出来ない奴さ

きっと、想像力も欠如しているはずだからね




娘の所にも王子の使いがやって来た
使いはみすぼらしい身なりの娘を見るなり言った

「あー、この娘も違ったか」

すがるように娘は言った

「硝子の靴があるんですよね?
 私にもぜひ履かせてください」

使いはもう一人の使いと顔を見合わせた
そして娘に向かってこう言った

「100件行ったら100件の家がそう言うんだ。
 みんな『娘がシンデレラ姫だ』ってね。
 でも、あんな靴に合う娘なんて
 そもそもいるはずがないんだ。
 あんたも話には聞いているんだろう?
 硝子の靴なんて履ける娘はいないのさ」

「どうして確かめもしないで決めつけるんですか?
 もし、私にピッタリだったらどうします?」

「ピッタリだったら?
 もしそうなら、あんたは魔法使い・・・
 いや、魔女だ
 ひっ捕らえて即座に死刑にするさ」

「そんな!」

娘は絶句した




もし、妄想に対して色眼鏡で見る事なく
誰もが受け入れられるなら
今より世界は良いものになるとは思わないかい?

少なくとも
自分と違う人を受け入れられるようになれる

そういう事が何より大事なんだ

想像力が働くということは
考える事が出来るということなんだ

つまり

自分の事はもちろん
相手の事だって考えてあげる事が出来るって意味でね

不幸なのは
植えつけられた先入観だけで
世界を決めつけているという事

その価値観以外は認められないという事




お伽噺の中のシンデレラは
王子様と末永く幸せに暮らしたんだそうな

でも、現実はどうなんだろう?

舞踏会の夜
王子と親しげに踊るシンデレラを見て
どれだけの娘達が嫉妬をした事だろう?

家には意地悪な継母や義姉達が
手ぐすねを引いて待っている

王子が王様になった途端に
妾を囲って酒池肉林とかしていない?

現実はどうあれ
物語の中では永遠の王子とプリンセス

でも、どう思う?

愛は永遠かい?
永遠に変わらないのかい?

波風ひとつ立たない平穏な日々は
幸せな毎日なのかい?

人は慣れる

いつか、その平穏が退屈に変わるんじゃないか?


それでもシンデレラは夢を見続けるに違いない




誰もがハッピーエンドを願いながら
多くの人はそうはなれないでいる

「所詮はお伽噺さ」

そうなんだけどね

でも、ハッピーエンドを想像出来る人って
やっぱり幸せな人なんだよ

幸せの基準は人によって違うけど
ようは自分がどう感じられるのか?
大事なのはそこなんだよね

自分が幸せだと感じられるならそれで良い

自分が幸せだと感じる事で
本当の幸せを呼び込める

幸せを感じられない人のところに
幸せはやっては来ないんだよ

妄想?

それだってもちろんだよ

想像は発明の母だというけど
妄想こそは幸せの母なのさ



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