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夢の汽車に乗って 負けた夜

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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負けた夜

”負けたくないと意地を張れば張るほど
 人は負けに又、一歩近づいていく”

  虚空の吟遊詩人 夢乃何チャラ語録より抜粋




「勝ちたい」と思う人
「負けたくない」と思う人

同じようにみえて
実はその差は大きい


「負けたくない」と思う人は
その相手に対して負けを意識しているのだ

だから「負けたくない」と思ってしまう


もちろん
普段の鍛錬は言うまでもないが
それだけで勝てるほど勝負事は甘くはない

時の運とか地の利をどう活かせるかとか
その全てを味方に付けなければならない

且つ

どれだけ相手より「勝ちたい」という気持ちが強いのかで
そのほとんどの勝負は決まるものなのだ


それに比べて
「負けたくない」と言うのは
言ってみればただの意地だ




と、冷静に考えれば簡単に解ることでも
いざ自分がその段になると
案外、自分を見失ってしまうものだ

その愚かさ、危うさが
人間の人間たる証拠なのかも知れないが




「負けるもんか! まだまだ負けたくない!」

そう思って何とか九月を乗り切った

だが、どうだ?

時が十月を告げた途端に
心に張り詰めていた糸が切れたかのように
私は負けを認めることになった



十月

北海道ではそろそろ紅葉の季節

もうクールビズではない

風の向きが今までとは明らかに違ってきた
しかも冷たい

朝晩の通勤時にはコートの一枚も羽織りたい頃だ

日本全国、誰もがもう秋だと認めているだろう

いや

北海道人なら
本能的に既に冬の気配すら感じ取っている時節だ

それが証拠に

最低気温は
もう片手にすら満たなくたって来つつある


「今まで何とか頑張ってきたけど
 もう良いかな?
 もう負けても良いよね?
 みんな笑って許してくれるよね?」


そう自分に言い訳をしながら
私はストーブのスイッチを点けた



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