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夢の汽車に乗って 記憶 (改稿)

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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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記憶 (改稿)

忘れていたことを
ふと何かの拍子に思い出すことがあります

そのキッカケは
ふと目にした一枚の写真だったり
ラジオから流れてきた歌だったり
テレビの中の何処か懐かしい風景だったり

それは様々だけど

時として
思い出が心の扉をこじ開けて
堰を切ったように突然甦ってくることがあります


忘れていたこと・・・

いや
忘れようとして心の中に封じ込めていたこと?



忘れようとする時
人は必ずそのことを
その人のことを思い出しているのです

だから忘れられない

忘れようとすればするほど
望むと望まざるとに関らず
脳はあらゆる限りに力を総動員して
記憶を鮮明なものにしようとします




評論家Aは言う

「忘れる為に遣う時間は
 いったいどれほど必要なんだろう?」

評論家Bは答えた

「いやいや
 人間なんて案外簡単に忘れてしまえる生き物さ」

評論家Aは反論する

「はたして君はそうかい?
 なら、君の頭の中には
 都合の良い記憶しか残っていない訳だね?
 それで幸せかい?」

評論家Bは少し考えて答えた

「悲しいことをいつまでも覚えていることの方が
 不幸なんじゃないか?」

評論家Aは言う

「確かに悲しかったことや辛かったことを
 いつまでも覚えていることが幸せとは思わないよ。
 でもね、簡単に忘れ去ることも幸せとは思えない。
 美しい思い出ばかりではないけど
 それでも、どんな悲しい思い出も辛い出来事も
 それも含めての今の自分なんだから」

評論家Bは答えた

「それじゃ、
 忘れる為の時間なんて必要ないじゃないか?」




確かにその通りだと思う

無理をして忘れる必要もないし
かと言って
いつまでもそれに縛られていることも
それは良いことだとは思えない

記憶は
時として後悔を過去から今に運び
時として過去を美化していきます

記憶とはそういうものです

そうであるなら

呵責の過去であれ
都合良くオブラートに包まれた過去であれ
生きている今はまだ
過去に真実は求めないでおきましょうか

だって過去の自分を否定したくはないものね






(注)本文は以前書いた文章を
   今般改めて加筆修正したものです



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