Neko

夢の汽車に乗って サイレント・オタク?

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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アニメオタクの次女が調子っぱすれに歌っていた。

「♪きぃみはぁ、だれぇにキスをするぅ~」
  (マクロスF【トライアングラー】より)

すかさず突っ込む元祖アニメオタクの長女。

「それ歌詞、違うっしょ」

何気に割って入った真面目な父。

「そうそう。
 それは『誰にする』じゃなくて『誰とする』だろ?」


一瞬、凍りつく長女と次女。
ふと我に返ったのか、それから異口同音に叫んだ。

「へっ!? な、な、なんで,お父さん知ってるのさ?」

「なんで? そりゃ、お前らの父親だからな。
 何だって知ってるさ」

それはごく当然だとでも言うように父は涼しげに答えた。
そして続けた。

「マクロスFだろ?『トライアングラー』だっけ?」

「それも知ってるの?」

驚愕の表情は長女。


「お父さん、キモ~い!」

かなりビビリ気味に次女が続けた。


間髪を入れずに長女が父親を問い詰めた。

「ねぇ、なんで? なんで?」

「ふっ、お父さんを甘く見るなよ」

ドヤ顔満点の不気味な笑顔で父は応じた。

「フフフ」

「お、お父さん。それヤバイよ。
 まさか、会社でそんな話しはしてないよね?」

不安気な顔で長女は訊いた。恐る恐る・・・と。

「するか、んなもん!
 これでもお父さんは
 会社では歩く真面目で通ってるんだからな」

「それが一番信じられないんだけど」

「おいおい、あのなぁ~」

「でも、マジ。何で知ってるのさ?」

「そりゃ、お前。
 誰がお前らのウォークマンに曲を入れてると思ってるんだ?
 お父さんだろ?
 あれだけ、入れさせられたら曲だって覚えるさ」

「でも、それにしたって歌詞までは覚えないでしょ。
 普通・・・」

「そこがお父さんの凄いところだべ!(かなりのドヤ顔)」

「まぁね。その歳でオタクやってたらかなり凄いわ。
 違う意味でだけどさ」

「何だよ、それ?
 じゃ、もう曲を入れてやらなくても良いんだな?」

「それとこれとは別でしょ」

「そもそも、お前らに初音ミクを教えたのもお父さんだろ?
 まぁ、曲までは教えてないけど」

「お父さん。マジ、ヤバイわ~」

「50過ぎてオタクはヤバいよね」

すかざず次女が長女にハゲドウ・・いや激しく同意。

「ふっ、何とでも言え。
 でも、これはお父さんの名誉の為に言うけど
 お父さんは断じてオタクではないからな!」

「どうだか?」

疑いのナマコ・・・いや、疑いの眼の長女。

「そうそう、さっきもTVに出てたAKBを
 お父さんってば、真剣に見てたもんね。
 あれ、絶対パンチラ目当てだと思うな」

疑いの目、その2は次女。

「え~? マジ!?
 お父さん、キモーい!」

「アホか! 誰が『見せパン』見て興奮するか!」

「えっ? そんな事まで知ってるの???」

「普通、そんな事まで知らないよね?
 そんな目で見てるって事?」

ボソボソと父に聴こえるように次女が長女に耳打ちをした。

「こらこら、勝手に父親を犯罪者にするな!」

「いや、分からないよ~
 中年って日頃のうっぷんが溜まってるらしいから。
 ほら、良く言うよね?
 『あの人に限って』とか『真面目な人だった』とか
 一番危ないパターンじゃん」

「ねえちゃん、どうしよう?
 私達、犯罪者の娘になるの?
 学校に行けなくなっちゃう?
 外を歩いたら石を投げられる?」

「おいおい、黙って聴いてりゃ。
 あのな、そんなじゃないってば!」

「じゃ、なんで
 『トライアングラー』の歌詞を知ってるのさ?」

「ほっ、やっとそこに話が戻ったか?」

苦笑いの父。

「お父さんが『May's』を聴いてたのは知ってるだろ?
 他に『May J』と『May'n』っているの知ってるか?」

「『May'n』? 知ってる」

「マクロスの『シェリル・ノーム』の声優もやってるだろ?
 『銀河の歌姫』って言うんだろ?」

「え~? それも知ってるの?」

「知ったんだよ。つい、最近だけどな」

「どうして?」

「YOU TUBEで『May's』を検索してたら関連動画でね。
 で、何気に聴いてみたら
 これとか、『ライオン』とか『星間飛行』とかさ。
 お前らに入れた曲が何曲かあってさ。
 聴いてみたら案外良かったから
 お父さんのウォークマンにも入れたのさ。
 それに、ほら『May'n』も可愛かったしさ」

「お父さん・・・やっぱ、ヤバいと思う」

「何処が?」

「それ全部・・・」

うつろな目で長女が言った。

「私達ってオタクの娘なの?」

遠くを見る目で次女が嘆いた。

「だから、お父さんはオタクじゃないってば」

「いや、どうだかね・・・」

「仮にだ!
 お父さんが百歩譲ってオタクだとしても
 お前らみたいなキャーキャー煩いオタクじゃないからな」

「・・・」

「な、なんだ? その疑いの目は?」

「・・・」

「ま、まぁ~ しいて言えば許容の幅が広いって言うかさ。
 でも、決してアニメが好きな訳じゃないからな。
 歌が良いと思ったら聴いたって別に良いじゃん?
 それに『May'n』も可愛いし。文句あるか?」

「おや、開き直ったね?」

「べ、別に」

「やっぱ、認めるんでしょ?」

「いや、だからそうじゃないって!」

「やっぱ、オタクなんでしょ?」

「いや、だから違うって。
 なんて言うの?
 ほらっ、静かなる・・・大人の・・・
 いいや、もう分かった!
 オタクでも何でも良いよ。
 でもお前らとは区別してくれよ。
 サイレントオタクってかさ。
 お前らみたいな煩いのとは違うの!」

「何? むっつりスケベって事?」

「やっぱり、私達って犯罪者の娘になるの?」

orz のポーズでマンガみたいに大袈裟に泣き崩れる次女。

「あのなぁ~ もう何とでも言え!」

「やっぱ、認めるんだ?」

「はいはい、その通りでございます」

orz はこっちだよ、全くもう!

まぁでも、確かに外れてはいない・・・かも?
最近、ちょびっと自覚症状有り。





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コメント

楽しい夢乃家の父娘会話、最高~♪(笑)
社会勉強になりました。
次回も楽しみのしておりまーす(^O^)

阿久津さん、こんばんは。

社会勉強って何の?
オタク論かな?(笑)

ともあれ、笑い飛ばしてもらえたなら何よりです(^-^)

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