Neko

夢の汽車に乗って 2023年03月
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プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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エール!

「いっそ希望なんて無い方が良い。
 希望さえ無かったなら
 人は苦しまなくて済むし
 何だって簡単に捨てられる。
 そしたらもっと楽に生きられるんだ」

でも、それじゃ人は何の為に生きるんだい?
何もかも簡単に捨ててしまって
その後にはいったい何がその人には残ってるんだい?

「残ってなくたって良いさ。
 余計なモノを背負い込むくらいなら
 そんなものはいっそ捨ててしまえば良い。
 そしたら何も考えなくて良い。
 そしたら何も心配しなくて良い。
 ほらっ、こんなに楽になるんだぜ。
 楽に生きる事を考えるのは悪い事なのかい?」

いや、悪いとは言わないよ。
それがもし<生きている>って言えるならね。




どんなに前に歩こうとしても
押し戻されそうになるくらいの
強い向かい風に向かって歩くのは辛いよね。
ましてや、そんな状況で顔を上げて正面を見据えてさ。
それでも歯を食いしばって歩くなんて
きっとどうかしている。

風に背を向けた方が楽になれるし
そのまましゃがみ込んだ方が辛くないよね。

なのにどうして人は歩こうとするんだろう?
どうして人は前を向こうとするんだろう?

きっと人は言う。

「苦しいのは、それこそが生きている証拠さ」




「悲しい時ほど笑いなさい。
 苦しい時ほど笑いなさい」

そう言った人がいる。

「嘘でも良いから笑いなさい。
 涙が出るほど笑いなさい」

そう言った人がいる。

「出来るだけ大きな声で笑いなさい。
 自分を信じて笑いなさい」

そう言った人がいる。

「それも勇気なんだよ」

そう言った人がいる。




「時間の流れは本当に等しいのだろうか?」

そう思う事がある。

同じく過ぎた時間のはずなのに
或る人は短いと言い、或る人は長いと言う。

一瞬で変わってしまうモノもあれば
十二年経っても何も変わらないモノがある。

そのどれも、それは人の心。

どっちが良いとか悪いとかではなくて
どっちが正しいとか間違っているって事ではなくて
そのどっちも持っているのが人間なんだ。

受け入れられるモノ、受け入れられないモノ。
それだってどっちもあるよ。

でもね。
時間は過ぎた時だけを言うんじゃない。

これから来るであろう時間をどう迎えられるか?

その方がよっぽど大事なんだよね。




希望や未来にはこれと言う形はありません。

思い描くモノも人それぞれです。

だから、上手に描ける人もいれば
そうじゃない人もいます。

目の前に横たわっている
どうしようもない現実の中で
描きたくても描けない人だっています。


今日生きる事にさえ精一杯で
明日の事を考える余裕もない人達にとっては
目に見えない希望や未来なんて
無いのと同じなのかも知れません。


でももしも
目に見える希望や未来があるとしたら
それは生きる糧になります。

そしてそれは
新しい希望や未来を生み出す種になるでしょう。


もしも
希望とか未来が
目に見える形で存在をしているとするなら
それは子供達や若者達です。

その笑顔を守る為なら
僕達はきっと
どんな苦労も悲しみも乗り越えていける。

乗り越えていかなければならないと思う。

共に・・・


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人事はひとごと

3月は卒表シーズンですが
一方で会社員にとっては人事異動の時期でもあります。

赴任地から他の勤務地に異動を願っている人。
赴任地から馴染んだ元の部署に戻りたいと願っている人。

地元から離れたくないと思っている人。
どうせなら地元から遠くに離れたいと願っている人。

希望の異動先や部署が有る人。
特に異動先の希望は無い人。

単身赴任を解消したいと願っている人。
単身赴任を願っている・・・人?

昇進をして異動をする人。
待遇や役職が変わらないまま異動をする人。
場合によっては降格して異動をさせられる人。

会社によっては異動のタイミングで
社外への出向を命じられる人もいるでしょうか。

いじれにしても人事異動というのは
会社員の宿命みたいなものではありますが
それ故に会社員の悲哀というか悲喜交々が有る訳です。


この時期になると事務所の中には
何となくソワソワしだす人もいて
観ていると

「あぁ、この人は異動したがっているんだな」

とか分かります。

「あの人は良い人なんだけどな。
 今度こそ昇進をして異動になるかな?」

そうなんですよね。
一緒に働いている側から観ると
本当に良い人で仕事も出来るのに
何故か同期や後輩より昇進が遅い人もいます。

会社に於ける立ち振る舞いが要領の良い人もいれば
そうじゃない人って確かにいます。

仲間同士で観る目と会社の観る目というか
会社から見えている箇所が違うってことなんでしょうが
これもまた会社に於ける「あるある」かも知れませんね。


私なんぞは、とうに定年退職をしていて
今はシニア社員として再雇用されている身なので
最早、異動も昇進も関係ありません。
そんな私にとっては今や人事は他人事です。

他人事ですから
より客観的に観れるのかも知れません。

「今年の異動は年次からいってこの人と、この人。
 そうそう、あの人って線もあるな」

そして人事異動の発表。

「おー、やっぱ俺の予想通りじゃん!」


でも、なんかね。

一抹の寂しさも同時に感じる訳です。

「そっか、俺はもう現役じゃないんだ」

まぁでも、これもまた会社員の宿命です。


望んで異動をする人。
望まぬ異動に傷心の人。

異動をする人の実際の心持ちは
他人には分かりかねるものがあります。

昇進をしたり
よほど希望通りの異動だったりしたら
隠そうとしてもニヤけた顔が出たりする人もいます。

でも、大概は
みんなそれなりに大人ですからね。
あまり表には見せないでしょう。


今年も色々な感情が交差しながら
この時期を迎えました。

送り出す側としては
せいぜい笑顔で送り出しましょうか。
今まで何年間か一緒に頑張ってきた仲間ですからね。

「ファイト!」



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