Neko

夢の汽車に乗って 2023年02月04日
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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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良く晴れた日ほどシバレる。

これも冬の「北海道あるある」かも知れません。

不思議なもので
-20度の翌日の最低気温が-12度だったとしても
何だか暖かく感じる・・・とまでは言えないにしても
ホッと一息みたいな気持ちになるのも
これもまた冬の「北海道あるある」でして。

で、また次の朝の-15度がやたら寒く感じます。

北風や西風が強いと尚更です。


そんな冬の日々が続いている我が十勝。

仕事帰りの道すがら
夜目にも空が澄み渡っているのが良く判りました。

その見上げた寒空にはクッキリと丸い月。

「キレイだな。今夜は満月だっけ?」


実際のところ満月は六日です。

でも、それほどキレイに見えた訳ですから
それが満月かどうかなんて
そこは最早、大した意味を持ちません。

自分にとって大切な事は
眼に映ったモノがどう見えたのか?

それだけですよね。


ところで、満月は十五夜とも言います。

十五夜と言えば思い浮かぶのは
「中秋の名月」ですが
十五夜は何も秋だけのものではありません。


満月前後の月の名称では
十三夜とか十六夜という言い方があります。

十三夜月(じゅうさんやづき)は
満月に次いで美しいとされている月で
古くから月見の宴などが行われていました。
これからまさに満ちていく月ですので
縁起の良い月とされます。

十六夜(いざよい)は
月の出が十五夜よりやや遅くなっている事から
月がためらっていると見立てました。
「十六夜」とは“ためらい”の意味を持つそうです。

なんて風情があるんでしょうね。
昔の人の表現力や感性には感服してしまいます。
そして改めて
日本語の持つ言葉の響きや美しさを感じています。


そして満月の前夜の月は
十四日月(じゅうよっかづき)と言われています。
「待宵の月(まつよいのつき)」とも言います。
翌日の満月を楽しみに待つという意味ですが
又、幾望(きぼう)とも言い
満月(望月)の前夜で“幾”は「近い」の意味を持ちます。

音だけで読めば「幾望」は「希望」と同じです。
でも、気持ちでも通じるものがありそうですね。

「望み、願い、期待。
 月に込めた思い。
 一日、二日早いか遅いかにしたって
 まぁ、そこに大した意味は無いかな」

冷たい北風に肩をすぼめながら
見上げた真冬の月はいつにも増してキレイに見えたのでした。

そして、いよいよ迎えた立春。

「春か・・・うん、美しい響きだわ」

確かにね。

でも・・・カウントダウンをするには
まだ少し早いかなぁー。


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