Neko

夢の汽車に乗って 2014年04月

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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誰にでもひとつやふたつ
自分だけの秘密の場所ってあるんでしょう



何となく一人になりたい時
物思いに耽りたい時
ゆっくり考え事をしたい時
隠れて昼寝をしたい時
もしかしたら一人で泣きたい時


それは近所の空き地かも知れません
公園の駐車場だったり
何処かのビルの屋上だったり
あるいは
うっそうとした神社の森だったり
見晴らしの良い場所だったり


それは車でわざわざ行く場所かも知れないし
歩いて行ける場所かも知れません


あえて
雑踏の中で自分という存在を確認したい

そんなこともあるかも知れません


自分だけの安らぎの場所
自分だけの時間が持てる場所

そういう意味で言えば
それは
自宅の自分の部屋と言う人もいるでしょうね



私にもそんな場所があります


時々
河川敷に車を停めて
ただ
流れる川を眺めていたり
ぼんやりと空を眺めたりします

何をするでも無く
ただ、ぼんやりとするのが良いんです

無為な時間が全て無為では無いのです
それが必要な時もあります
それは自分の心が欲している時間なのです

何もしない時間

そんな時間が何よりも大事にしたい時間だってこと

ありますよね?


こうして夜中に
一人でパソコンに向っている時間

これも私にとっては
とても大切な時間に違いありませんが
この時間は考える時間でもあります

大して無い才能と知恵を振り絞って
頼りない感性を総動員して言葉を紡ぐ時間

生きている証を作る時間


一方で
何日かに一度くらいは何も考えない時間を作る

それもまた
自分にとっては大事なことなんです


そんな時間を作れる場所

きっと誰にでもあるでしょうね



少し休んだら
また、がんばろう!

そう思えるようにする為に




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目標を持つと言うことはどう言うことでしょう?

大概の場合
それは目指すゴールを決めると言うことです。

目指すゴールが決まったら
あとはそこに拘って前進あるのみです。

さぁ、一気に駆け抜けましょう!!!


目指すゴールの距離にもよりますが
よほど目の前をゴールにしないかぎり
一気に駆け抜けられることなんてないですよね。

何ケ月も過酷な練習を続けたマラソンランナーだって
レース本番途中で
棄権をよぎなくされることだってあります。

でも真面目な人ほど
一度走りだしたらゴールをすることに拘って
結果、自分を苦しめてしまいます。


苦しんで悩んで這いつくばって辿り着いたゴール。

確かに
途中で苦しんだ分
その達成感は大きなものがあるでしょう。

それはとても立派な姿だと思います。

でもそれは
誰もが必ず成し遂げられるものでもありません。

いや、だからこそ
それは尊く立派なことなのですが
それじゃ
「お前もやってみろよ」と言われた時
果たして何人の人が同じようにできるでしょう?


積み重ねる練習の成果が
いつかゴールに辿り着く為の糧だとするなら
最初からゴールだけを目標にしなくたって
ゴールの方向に向かって少しづつ進むことを
目標にしても良いんじゃないでしょうか?

最初から登る山の頂上だけしか見なかったら
半分の人はそこで諦めてしまうかもしれません。

それよりも
目の前の一歩一歩を確実に刻むことを目標にした方が
より自然に遠くまで登っていけると思います。

つまり
目標をゴールに置くのではなく
そこまで辿る道を目標にすれば良いのです。


最初に決めたゴールにあくまで拘って
それを成し遂げるのも素晴らしいことですが
でもゴールなんて変わったって良いんです。

A地点に行くはずが
途中で色々な経験をすることで
最初は見えなかったB地点が見えて来るとか
真逆なC地点に方向転換をしたとしても
それはそれで良いんだと思います。


もちろんこれは
その人の生き方の問題ですから
どっちがどうとか言うつもりはありません。

真っ直ぐに頑張っている人からみたら
怠け者の詭弁に思うかもしれませんしね。


でも、思うんです。

ひとつのことにとことん拘ることは素晴らしい。
でも、その拘りが苦しみでしかなくなったら
ひとつのことだけに
縛られない勇気を持つことも時には必要なんだと。




心の余裕って?

良く言われることではありますが

自分を愛することは他人を愛すること?
他人を愛することが自分を愛すること?

だとしても
自分の心に余裕が無ければ
それこそ
他人のことを構っているヒマも余裕も無いでしょう


では、心の余裕って何でしょう?
どうだと心に余裕が出来るのでしょう?


時間がたくさんあること?
お金・・・つまり生活にゆとりがあること? 
それとも
周りの人の自分への愛が満たされていること?

いや、そうでは無い他の何か?


いったい何が満たされたなら
心に余裕が生まれるのでしょう?

もしくは
何が満たされないと
心には余裕が生まれないのでしょうか?

あるいは
満たされていないと心に余裕なんて生まれないと
考えてしまうそのこと自体が
そもそも考え違いなのでしょうか?


考えれば考えるほど
禅問答の如く
答えは堂々巡りをしてしまいます

ある種の”達観”的な処に
答えは求めなければならないのでしょうか?


鶏が先か? タマゴが先か?

そんな話に似た
簡単なようで、実は深い問題です


もちろん
時間的なゆとりや
お金が足りて生活にもゆとりがあれば
確かに精神的な余裕は生まれます

生活にゆとりがあれば
周りを見渡す余裕もあるでしょうから
他人のことを気遣うことも出来るでしょう
他人に優しく接したり
そう、ボランティアに参加するとかもね


でも、本当の心の余裕って
そう言うことなんでしょうか?

お金や時間の有る無しで
左右されるようなものなんでしょうか?

多分、違いますよね

言い換えるなら
心の余裕って懐の深さなんでしょう

何事にも動じない心
何をも許せる大らかな心

言わば<悠然>

そう言った懐の深さを持っている人こそが
本当に心に余裕のある人なんだと思います


男と生まれたからには
懐の大きな男になりたいと思いながら
早、人生も半世紀をだいぶ過ぎて
大きくなったのはお腹周りと態度だけ?

ん~ 私的・・・プチ反省 ←プチかい?



故に夢

夢は時として
遥か
心の深淵に潜む記憶を呼び覚まし鮮明なものにする

夢は時として
現実すらをも曖昧なものにする



夢は時として希望を与え
夢は時として心の嗚咽を揺り起す

夢は時として眠りを誘い
夢は時として目覚めを拒む



時の流れを止め得るもの



辿り着くことの出来ない蜃気楼のように
追い着くことの出来ない陽炎のように
夢は人が触れることを許さない



或いは
醒めても続く惑いの波


現(うつつ)の中に見る幻




夢は夢

故に夢・・・




引力

多分

人に引き立てられるとか
或いは
助けてもらえる

そんなのもそのひとつだと思うけど

端的に言えば

人を引き寄せる力
(人を引き付ける魅力)
とでも言おうか
そんな力を持っている人っていますね


その場合
一気にと言うこともあれば
じわじわと
<気が付いたら>なんてこともあるでしょう


それは持って生まれたモノなのか?
或いは
生きていく上で身に付けたモノなのか?

何れにしても
最早それらは私にしてみれば
<超能力>とさえ呼びたくなる力です


残念ながら

私にはそんな<超能力>は無いので
引き寄せたり
引き付けたりする側の事は解らないけど
引き寄せられたり
引き付けられたりする側の事なら
多分・・・解る、かな


ただ
それを説明するのは難しいんです

理屈や道理では無いのですから

もし

どうしても
そこに言葉を当てはめるなら
それは
<本能の領域で成された交通整理>
だと言うしかありません

例えば
女性に関しても
「美しい」とか「可愛い」と思うのと
「女性としての魅力を感じる」と言うのは
全く別な識別なのです

異性の場合なら
フェロモンとか言う訳の解らない言葉も
何となく納得してしまうけど
同性の場合でも
何をやっても「憎めない奴」とか
どんなグループで集まっても
「必ず話の輪の中心になっている奴」
とかいますね

それってきっと
その人の持っている引き寄せ力に
知らないうちに引かれているのかもしれません

引かれると言うのは<魅かれる>と言うことです


いるんですよね

たいして能力もないのに
上司から引き上げられる要領の良い奴とか
別れた彼女にさえ
いつまでも良い人だと思われ続けることのできる奴

いやまぁ~
これは半分以上はやっかみですけどね

それに比べたら

さしづめ私なんかは
人の持つ引力に翻弄され続ける男?

とでも言いましょうか




さぁ、こっちゃ来い、こっちゃ来い!

んんん~~~~~(念力発生中)




  あぁ、虚しぃ・・・



「いつか
 何処かで誰かと出会って恋をして
 でもたぶん
 そんなにすんなりともいかなくて
 出会ったり別れたりを繰り返しながら
 それでもいつか
 何番目かの誰かと結婚するんだろうな。」

そんなことを漠然と思い描いていた若い頃。

今、考えたらきっと
大人の恋も知らない幼い想いだったのかも知れない。


けれど現実も大概はそんなもので
その誰かが現れて恋に落ち
そして別れて
しばしの傷心が癒える頃には
また誰かと出会って・・・

いや、傷心を癒す為に
別な誰かを探し求めていたのかもしれない。

誰でも良い誰かを?

ともかく
そんなことを幾度となく繰り返しながら
ただ歳を重ねていった。


誰かと別れるたびに

「誰かにとってはきっと
 僕も単なる<誰か>だったんだろう。」

そんな風に自分に言い聞かせていた。


君に初めて出会った時
何番目かの誰かが誰かではなく
僕は探していた<誰か>を見つけたと思った。

誰かではない君と
何処かではないここで生きていきたいと思った。

三年間の想い出は数えきれない。
一緒に過ごした時間、一緒に過ごした場所。
そのどれもが僕にとっては特別だったし
君と会えない時間さえも愛おしく感じていた。

巡る季節の順番はいつも同じでも
君がいるだけで
四つの季節はいつもの季節より輝いていた。

そして別れた後の四つの季節は
また前と同じ
ただ繰り返すだけの季節に戻っていった。


今、僕は君ではない誰かと出会い結婚をして
ここではない
君の知らない町で暮らしている。

その誰かは何番目かの誰かなのか?
或いはもしかして最後の誰かなのか?

それは解らないけど
それが君でないのなら
その誰かが誰だろうとたいして違いはないのだと思う。


とある季節の変わり目に
何かに誘われるように久し振りに訪れたこの町。


もうすぐ桜の季節がくる。
あれから何度目の春になるだろう?

誰かではない君と何処かではないここで見た桜の花は
切ないくらい清らかで
舞い落ちる一片の花弁さえもかけがえの無い美しさに思えた。

儚ささえも永遠と思えた日。
その先に見ていたものは確かに二人同じだったよね?


繰り返す季節の境目は君を思い出すための一瞬。
その一瞬を人は刹那と呼ぶのだろうか。



全てを捨てたら

「なぁ、全てを捨てたら何が残ると思う?」

全てを? そうだなぁ~ 気軽さかな?
何にも縛られるものは無くなるだろ?

「そう・・・だね」

何だよ? 端切れが悪いなぁ~
違うのかい?

「いいや、それもひとつだと思うよ」

ひとつ? じゃ、他にも何かあるのかい?
だって、全てを捨てるんだろ?

「まぁね」

よし、分かった!
想い出だろ?
今持っているものを全て捨てたとしたって
想い出だけは残るもんな。
どうだい?

「うん。 それもひとつだね」

なんだよ? また『ひとつ』かい?
全てを捨てたとしたらだろ?
そんなにたくさん残るもんかい?

「どうだろ・・・?」

どうだろってさぁ~
訊きたいのはこっちだよ、まったく。

「知りたいんだ。
 全てを捨てた後にでも残っているものがあるのか?
 それとも本当に何も無くなってしまうのかさ」

捨てるってさ。
今持っているものだけかい?
それとも、想い出だとか今までの経験だとか
過去も含めて全部のことかい?

「そうだね。もし、全部だったら?」

それなら少なくとも・・・そうだな。
全てを捨てた後に残るのは希望や未来ではないよね。
今が無くなれば未来だって無くなるんだから
希望だって当然残る訳がないよ。
それなら残るものはひとつしかないんじゃないか?

「ひとつ? 何?」

後悔だよ、後悔。
きっと、全てを捨てたことを後悔するのさ。

「後悔・・・か。
 後悔も捨てられないのかな?」

仮に、後悔も捨てられたとしてさ。
それで全てを捨てた後に残ったものが
自分の身体ひとつだったとしたって
それに何の意味があると思う?
そんなもの無いだろ?

「うん・・・」

過去も捨ててさ。
今あるものも捨てて、未来も捨てて
そして、そのことの後悔まで捨てちゃさ。
そこに自分の身体だけが残ったとしたって
それはただの抜け殻だよ。
そんなものに意味なんか無いよ。

「そうだな。
 それじゃ、これだけは捨てちゃダメなものって何だろ?」

それもやっぱり後悔なんじゃないかな。
何もかも捨てたとしたってさ。
後悔だけでも残っていたら
いつかはそれをバネに出来るかも知れないだろ?
後悔をするってことは失敗を認めることなんだと思う。
それが出来るなら、後悔を取り戻すことだって出来るさ。
違うかい?

「じゃ、後悔はした方が良いのかな?」

した方が良いとまでは言わないけどね。
でも、何の後悔もしたことの無い奴よりは
一度でも後悔をしたことのある奴の方が
人としての深みがあるような気がするよ。
ほらっ、良く
『悲しみを知っている人の方が他人に優しくなれる』
そう言うだろ? それと同じでさ。
後悔をしても反省をしない奴はどうしようも無いけどさ。

「つまり、人間は生きてる限りは
 全てを捨てるなんて出来ないってことかな」

いや、捨てる必要も無いってことさ。
むしろ、捨てて良いものなんて何も無いんだ。
そうだろ?



三寒四温

”三寒四温”と、言う言葉を
四月に使っても良いのかどうかは解らないのですが。


テレビのニュースでは
日本各地の春の便りを伝えているこの頃です。

しかし
北海道ではまだまだ名残りを惜しむ冬と
春になり切れない春の綱引きが続いています。


先週はここ十勝でも十六度になった日がありました。

かと思えば翌日には最高気温は五度に。

先週後半には雪が舞い
そしてこの土日も風が冷たい日が続きました。


思わず肩をすぼめて

「先週前半の
 あの春めいた陽気は何だったんだろう?」

と、ボヤキが口をつきます。



雪が降ったかと思えば
すぐに陽射しが降ってくる。

そうかと思えばまた・・・


そんな風に
一日のうちでさえ
何度も季節が変わるように天気が変わります。

北の空はドンヨリと雲が厚く
南を見れば青空が拡がっていいます。


同じ空に交わる春と冬の色。


一度
暖かさを思い出した皮膚には
吹く風は真冬以上に冷たく感じます。

春と冬の間を行き来して繰り返す季節の綱引き。

遅かれ早かれ
勝つのは春だと分かってはいても
つい春を応援してしまいます。


判官贔屓とでも何とでも言えば良い。

冬将軍の孤軍奮闘には応援はするまい。


三歩進んで二歩下がる。

その謙虚さは日本人の美徳ではありますが
一方で散り際の潔さも日本人の美徳です。


はたして
問い掛けた冬将軍に
この言葉の意味は解るでしょうか?



<運転免許試験で本当に出た問題!?>

*次の文章の内、正しいものには○をつけなさい。

運転前に飲酒は当然してはいけないが
北海道の冬は寒いので
身体を温める為に熱燗なら1合までは飲んでも良い。



<北海道弁>

冬の朝の定番のあいさつ。

「いやぁー、今朝はなまらシバレたべ」
 (いやぁー、今朝は物凄く冷え込んだね)
「あぁ、わやだったな」
 (あぁ、大変だったね)
「明日もシバレるんだべか?」
 (明日も凄く冷え込むのかな?」
「たまらんわな」
 (耐えられないね)
「したらな」
 (それじゃね)
「したっけ」
 (それじゃ)

北海道人は自分達の言葉を標準語だと思っている。



<男性の冬の必需品は?>

男は冬に外を歩く時はカナヅチを持って歩く。
何故なら、立ちションをすると
すぐにオシッコが凍るので
カナヅチで割らないとチャックを閉められないからだ。



<冷蔵庫の使い方>

冬は
絶対に凍らせたくないものを冷蔵庫に入れる。



<衣料品店>

最北端の町や最東端の町では(匿地名希望)
夏でも衣料品店に半袖やノースリーブは売っていない。
夏がすごく涼しいので着る機会が無いのだ。
一部、若い女性御用達の店では売っているらしいが
それらを来て歩いているのを見た人はいない。
(誤解の無いように言えば
 真夏でも半袖などの上には必ず
 パーカーやカーディガンなどの上着を着ている)



<北海道限定品>

本州の学校に通う北海道出身者の学生が
実家から送ってもらう品物で一番嬉しいものは
「やきそば弁当」である。



<本州人が持つイメージ>

北海道では番犬の代わりに熊を飼っている。

カニ・ジンギスカン・ラベンダー・雪祭り
そしてエスキモー。



<冬の贅沢>

ストーブの前で食べるアイスクリーム。



<高速道路の交通量調査の結果一日に通行した量>

えぞ鹿    17頭
北キツネ    8匹
エゾタヌキ   1匹
飼い犬     2匹
乗用車     7台
大型トラック  5台
自転車     1台
トラクター   3台
徘徊老人    1人



おーい!!!



俺は元気か?



何処へ行くつもりだ?

何がしたいんだ?



おーい!!!



大事なモノは何だ?

大切にしたいモノは何だ?



答えは何処にある?

頭か?

心にか?



答えは何処に探す?

昨日にか?

今日にか?

明日にか?





流れる雲は何も答えない

でも
空は答えを知っている



晴れの日もあれば
曇りの日も雨の日もある

でも
空模様だけを気にしていたら
地上(ここ)に有る
大切なモノまで見失ってしまうよね



風景

花吹雪

しとしとと降る五月雨

風にそよぐ木立の緑

青い空と白い雲

潮の香に誘われて車を走らせた海岸通り

木漏れ日

銀杏並木と落ち葉の舗道

一番星がいつもより煌めいて見えた日

初雪の舞

冬に咲く光の花

そんな
巡り行く四つの季節




例えばいつか観た海の色

例えば誰かと観た街の夜景

例えば独りで見上げた空

例えば旅先で撮った笑顔のピースサイン




朝霞

道端の花

バスを待ちながら眺めた遠くの山並み

公園のベンチ

雨上がりの虹

昼休みに車を停めて
弁当を食べながら見ていたテニスコート

ひこうき雲

駅前広場

街を行き交う人々

いつもは何気なく通り過ぎる店の前

ビルの谷間に見た夕焼け

眠れない夜にカーテンを開けて見上げた星空

そんな一日の栞




悲しい時

楽しい時

苦しい時

辛い時

嬉しい時

切ない時

同じひとつの風景が
そんな心の在りようで
まるで違って見えることがある



記憶の中で見えていた風景
今、見えている風景

時に鮮やかに
時に朧気に色をつけていく

その色もきっといつも同じ色ではない



風景というのは
心が見せる自分自身の鏡なのかも知れない



風花

春の始まりは冬の隙間を縫うように
彼方の空より静かにやってくる


空は追いやられる暗い雲と
勢力を延ばす薄水色


そして
西の山並みの上には時折の夕焼け


交じり合うように競い合う季節の狭間


夕焼けの空を覆うような
どんよりとした厚い雲は
山の向こうはまだ冬なんだと想像させる


冬将軍の最後の意地か?

晴れた空に突然の雪が舞う


その瞬間

風は肌を切るように冷たく地を駆け
それはまるで冬将軍の断末魔の叫び


だが

その雪は地上に届く事は無い


季節の移りを垣間見るように繰り返される風景

やがて
北国の遅い春は揚々と里に降りてくる



春色の風を連れて

やっと春がきたね
桜前線もすぐそこまで来てるって

冬が長いほど冬が寒いほど
春はいつでも嬉しいよね


約束はしてないけど
君にもほら見せてあげたいんだ

日だまりの中に目覚めたばかりの
春の色が拡がっているよ


春色の風を連れて君に会いに行くよ
二人乗り自転車で雲を追いかけよう

子供の頃みたいにさ
タンポポの首飾り
四つ葉のクローバー探しに行こう




ねぇ、突然すぎると
君は驚くかな?それとも吹き出すかな?

そんな君の顔も見たい気もするけど
それより君に会いたいのが本音


もう三回目さ
こうして二人で春を迎えるのも

冬にこたつでさ君と過ごすのも
それなりに悪くはないけど


春色の風を連れて君に会いに行くよ
街を見下ろす丘の上で大きな深呼吸

両手を空いっぱいに
伸ばせばきっと
僕たちの明日に手が届くかな



おっ、今日は

もしかして?

あの日ではないですか!




うずうず・・・


プルプル・・・


そわそわ・・・



で、でも・・・

でも

ホントに良いんですか?

今日なら鼻が伸びたりしないんですよね?



ドキドキ・・・



ホ、ホントに良いんですよね?

まじ?

みんな、笑ってくれるん・・・ですよね?



うずうず・・・



わ、私は正直者です。

<ニュイ>

私は嘘をついたことがありません。

<ニューウ>

私は親父ギャグなんて大嫌いです。

<ニュウゥゥーゥ>

私は妄想なんてしたことがありません。

<ニュ、ニュイィィー>

わ、私は・・・

<ビュイィーーーーーーーーィン>



えっ?

な、な、なんだ???

まだ言ってないのに?



<ビュイ、ビュゥーーーーーーゥン>



えっ、お、お、おい!

どうした?

な、何があったんだ?????



<ニョキニョキニョオォーーーーーーン>



あっ、こ、こらっ!

勝手に・・・何をする!

わ、あわわ!

ほえー!?



<ニュイーン、ニュイニュイ、ニュイー>



ひえっ!

ほわわ!

どしぇーーーーー!?



う、嘘つきーーーー!

良いって言ったじゃん?

わ、笑ってくれるって・・・



<ニュウゥゥーーーーーーーーーーゥ>



はぁ、はぁ、はぁ・・・

だ、ダメだ・・・

もう死ぬ・・・



<ヒュンヒュンヒュンヒュン>



あ、あれ?

あれっ?

も、戻った・・・?



良かった・・・



神様、私はもう嘘は絶対つきません!



<ニュウゥゥーーーーーーーーーーゥ>



って、私はピノキオかい?



<ニュウニュウニュウゥゥゥーーーーー>



わ、解ったってば!

解りました、解りました!

はい、私は人間ですよ!



<ニュウゥゥーーーーーーーーーーーゥ>



えっ?




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