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夢の汽車に乗って 最近読んだ本をテーマに

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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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言葉の暴力

誹謗中傷の言葉や
相手を蔑む言葉が悪いと言うのは
きっと誰もが知っている


知っていて尚
突きつける言葉の刃


時として

相手を傷つけている事にさえ
気付かずに突きつけてしまった言葉の刃



”人の肉体を殺したら罰せられるけど
 人の心を殺しても罰せられないんだとしたら
 あまりに不公平です”



法律は目に見える罪だけを裁く事が出来る

しかし

目に見えていないところにこそ
本当の暗闇は存在する

でも
そこに当てる光は見当たらない



”心に受けた傷がいつか癒えるなんて
 どうして断言出来るんです?
 心だって致命傷を受ければ死にます
 死んでしまったら決して蘇りません
 肉体も心も
 同じ材料で出来ているんじゃありませんか”



肉体を殺した罪と
心を殺した罪は
本来、同罪であるべきなのでしょう

にも関わらず
それを裁く法律はありません



”正義なんて雲のように
 形の定まらないものじゃないですか
 時代によって変わるでしょ?
 そればかりか
 場面によっても違ってくるんだわ
 ・・・中略・・・
 何が正義かなんて
 したり顔の学者や政治家に勝手にしゃべらせておくといい
 私達のように名も無い者は
 心の秤で大切なものを量ります”



心の秤・・・


心は心の正義によってのみ裁かれます


裁かれた後で芽生える後悔の念
それを人は罪悪感と呼びます


しかし
心の無い人間に罪悪感は持ち得ません


いや

そんな人間は
罪悪感すら
快楽に変えてしまっているのかも知れません


つまり

そこに正義は存在していないのです



”他者の心を傷つけた者は
 どうやって裁かれるべきなのだろう”



そして
どうやって償うべきなのだろう?


それもやはり
裁くのは心の秤です


法律だけでは裁けない罪が
この世にはあります




” ”内の文章は全て
矢口敦子 著 「償い」(幻冬舎文庫)より抜粋



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