Neko

夢の汽車に乗って 夢乃家日和

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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夕食後の団欒がそこにあった。

和気藹々。
まさにそんな言葉がピッタリの光景。

いつものように携帯ゲーム機を片手にソファに座り
テレビをチラ見している長女。

部活疲れで眠たいのか?
いつもよりかなりハイテンションで喋りまくる次女。

点いていないストーブの前で寝転がっている猫。

平和な時間だ。


テレビでは嵐が歌っていた。
するとそれを観ていた父は娘らに訊いた。

「そういやさ。嵐を一文字で言うと何か知ってる?」

「漢字で<嵐>じゃないの?」

「バカか。それじゃ問題にならんだろ?」

「じゃ、何?」

ニヤリとするとしたり顔で父は言った。

「降参かな?
 じゃ、しゃーない。教えてやろうか?
 それはな。ズバリ!<あ>らしいぞ。
 <あ>らしい、<あ>らし。
 嵐だけに? ガハハ♪」

そう言うと自分の言葉にウケたのか
父は大きな声で勝ち誇ったように笑った。


シラケた表情の娘達。
冷たい視線が父を突き刺す。

「えっ? あれ? なんで? 面白いべ?」

それに答えずに娘達は見合うと無言の会話をした。

『どうする? 一応、笑っておく?』

『いや、ここで甘やかすとクセになる』

『そしたら放置?』

『当然!』

長女と次女を交互に見た父は
娘らの反応の無さに焦りの色を隠せない。

『ヤバい、やっちまったか?』

焦る父。
その額からはテカる脂分に交じった冷や汗。

テレビではきゃりー・ぱみゅぱみゅが明るく歌っていた。
それを観た父は思い付いた。

「あっ、そうだ! こんなの知ってる?
 早口言葉なんだけどさ。難しいぞお~」

あくまで無反応な娘達。
現実を受け入れられずに独り突っ走る父。

「かえるぴょこぴょこって知ってるだろ?
 あれのハイブリッドバージョン!
 お前ら、言えるか?」

最早、娘らの反応すら確かめようともしていない。
いわゆる<必死>

「かえる、不二家、タヌキ、きゃりーぱみゅぱみゅ。
 これを順番に続けて言えるか?
 先ずは、かえるだ。いいか? ゆっくり言うぞ。
 かえるぴょこぴょこみぽこ・・あれ?
 かえるぴょこぴこ・・えっ? あれっ?」


話が先に進みそうもないので私が解説をしよう。
父が言いたかったのはこうだ。

 かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ。
 合わせてぴょこぴょこむぴょこぴょこ。

 不二家ぺこぺこみぺこぺこ。
 合わせてぺこぺこむぺこぺこ。

 タヌキぽこぽこみぽこぽこ。
 合わせてぽこぽこむぽこぽこ。

 きゃりーぱみゅぱみゅみぱみゅぱみゅ。
 合わせてぱみゅぱみゅむぱみゅぱみゅ。

さぁ、父よ。名誉挽回のチャンスだ!
ファイト!
まぁ、無駄だとは思うけどね。


「わ、分ったか?」

再び、娘らの無言の会話。

『?』

『面白いから黙って聴いてよう』

『らじゃ!』


父は起死回生とばかりに声を張り上げた。

「じゃーん! 超ムズハイブリッド早口言葉ー!
 かえるぴょこぴょこみぴょこぴょこ。
 合わせてぴょこぴょこむぽこぽこ。
 不二家ぺこぺこみぺこぺこ。
 合わせてぺこぺこむぺこぽこ。
 タヌキぽこぽこみぽこぽこ。
 合わせてぽこぽこむぽぽぽこ。
 きゃりーぱむぱむみぱむぴゃむ。
 合わせてぱみゅぴゃむむぱむぱむ・・・
 ・・・はぁ・・・
 はぁはぁ・・・ぜぃぜい・・・」

息も絶え絶えとはこのことか?
軽ーく脳内酸欠状態?
まぁ、結果は見えていたけどね。

次女に目配せをすると
そそくさとソファを立ちトイレに向かう長女。

追いかけるように立ち上がると二階へと上がった次女。


「あれっ?」

父が見回した時、そこにはもう誰もいなかった。

「あれ? あれっ?」

その時、ストーブの前の猫が
眠りを覚まされて迷惑そうに一声<ミャー>と鳴いた。

それから猫は大きく伸びをすると
チラッと父を見て・・・

そして、猫もその場からいなくなった。



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未来日記

今から数年前。
次女が小五だった年の夏休み。


いつもは夏冬問わず休み最終日に
ジタバタして焦りまくって
取りあえず(?)終わらせていた宿題の山。

さすがに五年生になって少しは大人になったか?
その年の夏休みに入ると次女は堂々と宣言をした。

「私、今回は一週間で宿題を全部終わらせるから!」

ほぉ、それは見ものじゃないか。
とくと見せてもらおうか!


ほどなく一週間が過ぎようとしていた。


「どう? 本当に宿題は終わるのかい?」

訊く私に次女はドヤ顔で答えた。

「自由課題以外は全部終わったよ」

「えっ? マジ???
 算数や国語のプリントも?」

「丸付けよろしく!」

「社会や理科も?」

「丸付けよろしく!」


普段は思いっきり腰が重いけど
やれば出来るのは私譲り?

お父さんは今
モーレツに感動しています!


「あっ・・・そ、それは良いけど・・・
 で、読書感想文は?」

次女は自由課題の次に読書感想文が苦手。

「ねぇ、何を読んだら良いの?」

いつもは先ず、そこから始まるのだが・・・


「読書感想文も終わったよ」

「えっ? マジ???」

(驚くと何故かリアクションがワンパターンになる私)

「姉ちゃんが良い方法を教えてくれたんだ」

姉ちゃんが?
何故かその言葉に一抹の不安を覚えた私は
チラッと長女を見た。

「えっ? 何?」

「お前、次女に何て教えたんだ?」

「別にぃ~」

「別にじゃないだろ? こら、白状しろ!」

「白状って。みんなやってることだよ」

「何だよ?」

「あのね。文庫本の場合は裏表紙にあらすじがあるよね?
 先ず、そこを読んでから次は後書を読むとね
 本の内容はほとんど解るから」

「あのなぁ~ お前、後でしばく!
 おい、次女! さっさと書き直せ!
 そんなんダメだろが!」

「いやだよ。もう書いちゃったもん」

「お前らなぁ~」


お父さんは今
モーレツに感動したことをモーレツに後悔しています。


私は嫌な予感のまま
おそるおそる次の質問をした。

「まぁ良い。
 じゃ、残ってるのは日記と自由課題だけなんだな?」

「日記? 終わったよ」

平然と答える次女。

「えっ?
 だってお前。日記なんてまだ書ける訳ないだろ?
 まだ二週間以上休みは残ってるんだぞ」

「書けるよ」

「お前なぁ~ 嘘はいかんのだぞ」

「嘘じゃないよ。チョー完璧な未来日記だもん。
 オホホー」

おどける次女 VS 呆れる私。

「何が未来日記だよ。何がオホホーだよ。
 ただのテレビの観すぎじゃん。
 てかさ、なんで今から日記が全部書けるんだよ?」

「だってさ。
 十三日と十四日は北見のおばあちゃんの家に行くんでしょ?」

「あぁ、お父さんも休みだしな」

「従兄弟たちもみんな集まるよね?」

「そうだな」

「夜はみんなで焼き肉でしょ?」

「多分な」

「終わったらおばあちゃん家の前で花火をするよね?」

「一応、買ってあるけど」

「十五日は旭川にお墓参りに行くんだよね?」

「あぁ、もちろん。お盆だしな」

「他に予定はある?
 何処かにキャンプに行くとか
 旅行に連れて行ってくれるとかさ」

「いや、そ、それは・・・」

「でしょ?
 そしたら予定は全部解ってるんだもん。
 今から日記に書いたって同じでしょ?」

「うぐっ(思わず絶句)
 いや、まて!
 だけど、それはいかんだろ?」

「もし、何か別な予定が入ったら書き直すよ。
 どうせ、鉛筆で書いてるしぃ~」

「ま、まぁ・・・そうだな・・・」


期待と私へのプレッシャーを全開に
<何処かに連れて行け>光線でアピールする次女。
だが、そんなことに負ける私ではない!

未来日記だぁ~?

よし、その通りにしてやろうじゃないか!


しかし、あの年。
勝利を掴んだのは次女だった。

結局、行きたくもないキャンプに行くはめになった我が家。

「だからキャンプなんか嫌だったんだよなぁ~」

テントの中でやぶ蚊に刺された痕に爪で十字を作っては
眠れない夜を過ごした私を尻目に
寝袋に包まれて満足げに寝ていた次女。

今の小生意気な口達者ぶりは
思えばあの頃から育まれたものだったのだろうか?


夏休みなんて、嫌い!
日記なんて、もっと大っ嫌いだぁ~~~~! orz



七夕余話

七月七日は本州方面等
一般的には七夕なのですが
北海道の場合は函館方面の一部を除いて
一ヶ月遅れで八月七日に七夕をします。



あれは確か
次女が小学二年生くらいの時だったと思います。

こんな話をしたのを思い出しました。



七月七日の夜
テレビで七夕の話題を観ていた時
次女が言いました。

娘「今日って七夕なんだよね~?
  ねぇ、短冊書きたい!」

私「七夕は七夕なんだけど
  今日じゃなくて
  北海道は一ヶ月遅れで八月七日が七夕なんだよ」

娘「どうして?」

私「どうしてって言われてもなぁ~
  そもそもは旧暦と言って
  昔の暦で言うとね・・・
  まぁ、こんなことを言っても未だ分からないよな?」

娘「でも、今日は七夕なんでしょ?」

私「まぁ、そうなんだけど、北海道は違うんだよ」

娘「どうして?」

私「ん~ 習慣が違うんだよ」

娘「習慣って?」

私「習慣って言うのはね
  つまり、昔からのしきたりと言うか・・・」
   (ちょっと苦しい)

娘「そしたら、本州の織姫、彦星と
  北海道の織姫、彦星って別な人なの?」

私「いや、そうじゃないんだけどね」
   (かなり苦しい)

娘「分かった!
  じゃあさ、織姫と彦星は一年に二回会えるんだ!」

私「いや、そう言う訳でもないんだよ・・・
  ん~何て言うかな・・・」
   (非常に苦しい)



結局は
大人にするような説明しか出来なかった私。
そんな説明が
小学二年生の娘に分かるはずもないのですが。


テレビの話題が他に移ると
娘の質問攻撃も収まり
私はホッと胸を撫で下ろしたのでした(笑)




それにしても
七夕の日が別だからって
織姫と彦星が二回会えるなんて発想は
大人はしないですよね?

純粋な子供の発想には敵いません。

でも、二回会えても良いのかな?


そもそもは
親(織姫の父の天帝)の怒りをかって
引き離された二人なのですから
一年に一回よりは
二回会える方が良いに決まってます

「だから、本州の人と北海道の人が相談をして
 織姫と彦星が一年に二回会えるように
 日にちを別々にしたんだよ」

って
そんな説明をしても良かったかなぁ~
なんて
後で考えてしまいました。


もちろん、嘘なのですが
「サンタクロースは本当にいるんだよ」
って言うのと同じくらい
許される嘘なんじゃないかな?

そう思いませんか?



そんなことがあった七~八年前の七夕の夜。



あの時は
あんなに可愛いことを言っていた次女も
今ではすっかり生意気になって・・・

あっ、いやいや!

なんでも・・・(笑)



しりとり

子供が小さい頃って
長距離ドライブしている時とか
よく<しりとり>をしませんでしたか?


我が家も以前は
長距離ドライブをしていた時は
必ずといってよいほど<しりとり>をしていました。


「ねぇ、おとうさん。しりとりしよう」

「えー? おとうさんは運転中ーでーっす」

「いいじゃん、ヒマ!」

「お父さんはヒマじゃないんですけどぉー」

「だって、タバコを吸ってるじゃん」

「あのなぁー まぁ、よいけど」

「じゃ、決まり!
 私から右回りでお母さん、お姉ちゃん、おとうさんね」

「はいよ」


そうは言ったものの
大人の私としては
しりとりなんて真剣にやる気にもなりません。

(と、言いながらけっこう熱くなる奴)

なので
早く終わらせたい時は
意地悪く語尾が「る」で終わる言葉ばかりを並べます。

(大人げない奴)

これが七~八回も続くと
「る」で始まる言葉なんてそうは出て来ません。

まして相手は子供ですから。

(性格も悪い奴)


でも、考えると
あの頃が一番良かったのかも知れません。


年に何回かは今でも家族揃って長距離ドライブをします。
と、行ってもせいぜい私の実家とか
札幌方面に行くくらいなんですけどね。


で、今はというと・・・

社会人一年生の長女は
車に乗った途端にスマホを開いてそれが降りるまでずっとです。

中学三年生の次女はというと
未だスマホは持たせていないので
ずっと携帯プレイヤーで音楽を聴きながら
DSのゲームをやっています。
でなきゃ寝ています。

昔は助手席で
私が眠くならないか注意をしていてくれていたうちの奴も
今では決まって一番後ろの席にDVDプレイヤーを持ち込み
韓流ドラマに夢中になっています。


まぁー、いいんですけどね。

それじゃ私は
眠くならないように<ひとりしりとり>でもやりますか。

言っておくけど「る」で終わる言葉攻撃は無しだぞ!
運転に集中できなくなるからな。

いいよ、別に。

よし、それじゃいくぞ!


しりとり

リンゴ

ゴリラ

ラッパ

パンツ

積み木

鬼太郎

えっ? キャラはダメ?
んじゃ・・・菊

クジラ

ラッ・・・おっと! これ、さっき言ったな
じゃあ、らくだ

だー?

だ・・・だ・・・だ・・・

どうする降参するかい?

いやいや、まだまだ!

だ・・・だ・・・だ・・・

ダンス! どや?

スリランカ!

えっ? 国名はダメ?
じゃ・・・おっ、スイカ!

カボチャ!

「チャ」って、「ヤ」でいいんだよね?

じゃ、野球!



マンボ

坊主

ず? ず・・・ず・・・

おや、降参かな? むふっ♪

いやいや! まだまだ!

ず・・・ず・・・ず・・・ズボン! どや?


あっ!?



敵もさるもの?

ここ三ヶ月ほど
隔週くらいで土曜日の午前中に歯医者に通っています。


何度も書いていますが
私は歯医者は大っ嫌いです!

あの歯を削る機械の「チュイーン」という音。
焦げた歯の匂い。

考えただけで縮こまります。


私は歯医者さんはすべからくドSだと信じて疑っていません。

「痛くないですか?痛かったら言って下さいね」

いやいや言えませんって。

「ちょっと痛いですよぉ~ガマンして下さいね」

優しく言われれば言われるほど体が硬直します。
だって痛いんでしょ?

こういう時の歯医者さんの表情って見たことがありますか?

想像してください。

あなたは座った治療イスをリクライニングされて
眩しいほどの光を当てられ目を瞑らざるを得ません。
見えない恐怖から逃れるように両手をイスの脇に固めて
口を大きく開けさせられされるがまま。

治療するのは大概虫歯ですからただ触られたって痛い訳です。

そこに例の機械を当てられるんですよ!

一度、目をシッカリと見開いて
歯医者さんの表情を確かめたい欲望にかられます。

ずぇ~ったい
恐怖に怯える私を見て
ニヤニヤ笑っているに違いありません。


別に歯医者さんには恨みはありません。

そもそも恨みがあるなら通いません。

だって
それが解っていて歯医者に通ってたとしたら
私はどれだけドMなんですか?

ハッキリ断っておきますが私はMではありません!


でも
歯医者嫌いな私が今の歯医者に長く通っているのは
その大きな理由は治療が丁寧だからです。
もちろん、その分時間はかかるんですけどね。

なので
いつもは治療が必要な歯の治療が終わったら
自分で卒業宣言をしていました。

まぁ、向こうに言わせたら無断欠勤みたいな?

通っていると言っても
治療が終われば自分判断で行くのを止め
虫歯で困ったら又、行く。
と、言う自分勝手な患者なんですけどね。

そんなこんなで十数年です。

でも、そこは向こうも商売。

「なんだ又、来たのか?」
と、嫌味なぞは決して言わず
「いらっしゃい」
と、受付の女性も優しく迎えてくれます。


行く度にレントゲンを撮られて説明をされます。

「今回はここがこうなっているので・・・
 でも、こことここも・・・
 一緒に治療しちゃいましょうね」

でも、私は問題の歯が解決されたら行くのを止めます。

だって・・・

私は歯医者さんって大嫌いなんですから!


で、今回の話。

奥歯が浮いて噛み合わせるとズキッときたので
いつもの歯医者に行きました。

先ずはお決まりのようにレントゲンを撮られ
歯医者さんから説明がありました。

「これはもう抜かないとダメですね。
 後、こことここも
 前回よりはかなり虫歯が深くなっていますよ」

想像通りの模範解答を頂いた訳です。


ここの歯医者さんは
何でもすぐに歯を抜く選択肢を取る先生ではありません。
出来るだけ今ある歯を治療してくれます。

この辺も実は
私がここに決めて通っている理由のひとつではあります。

その先生が抜くと言えばそりゃ私は素直に従います。
決してMではありませんけどね。

で、すぐに抜いてもらいました。

今の技術なんでしょうか?
虫歯を抜いても痛くはありません。

麻酔も使いますが進歩してるんでしょう。
術後の嫌な違和感はありません。

で、次の予約をして私は歯医者を去りました。

「今回は四~五回くらいかな」


通い始めて三か月が過ぎましたが
あの日、抜かれた奥歯の場所はいまだに空いたままです。

もちろん真面目に隔週で通っています。
回数にしたら六回です。

確かに抜歯の後はすぐに治療は出来ないので
患部の様子を見ながらその間に口腔ケアとかしてもらいます。

まして私の通っている歯医者さんは丁寧なんですから
そりゃ時間はかかるでしょう。

が、しかし!

敵もさるもの?

私の行動パターンなんぞはとっくにお見通し?


抜歯の後、二~三週間が経ち
そろそろ抜いた所の補修工事にかかると思っていました。

が、特に何の説明もありません。
治療イスに座っても

「イスを倒しますよ」と言ったきり他には何も言わず。

『あれっ? せ、先生!?
 そこ・・・今回の場所と違うのになんで?』

私に有無を言わすことなく
気が付いた時には別の虫歯の治療が終わってました。

そのパターンが二度。

さすがにその時は私も気が付きましたよ。

「しまった。はめられた!」


次回の予約は二週間後です。

私の空白地はようやく埋めてもらえるのか?
はたまた第三の矢が飛んで来るのか?

「先生~ 早く卒業させてください!」

・・・orz


先日、熱を出した頃から
左下の奥歯が浮き、歯茎が腫れだしていた。

熱のせいだろうとタカをくくっていたのですが
熱が下がってもいっこうに良くならず。

「まぁ、数日ガマンをしたら
 またすぐに治まるさ」

と、何としてでも
歯科医院に行く口実を作りたくなかった私。


実は私・・・

歯科医院が大嫌いなんです。


<チュイーン>

あの歯を削る時の音。
回転摩擦で歯の焦げる匂い。

「あっ」
想像しただけで
妄想族である私の身体は火照り・・・
いや、ちゃうちゃう!
身体は硬直しちゃいます。


トンカチで私の歯をコンコン叩きながら
歯科医は優しい口調で訊きます。

「ここ痛いですか?」

「うぐうぐ」←口が開きっぱなしなので喋れない

「痛かったら痛いって言ってくださいね♪」

「うぐうぐ」←しゃべったら口の中の唾液が溢れそう

って、喋れるわきゃないべさ!

ニコニコした満面の笑顔と
優しい口調で訊かれれば訊かれるほど
<お前はドSか?>
と思ってしまいます(笑)


例え
美人の歯科助手さんがかがんで
私の口を覗き込んだ時に
ふとした弾みで
歯科助手さんの柔らかな胸が
私の緊張で硬直した身体に触れ
思わず<ドキドキ>したとしても
それで
「それじゃまたすぐに来ます♪」
なんて気には絶対なれません。


例え、
受付のお姉さんが
新垣結衣や井上真央だったとしても
歯科助手さんが
石原さとみや佐々木希や深田恭子だったとしても
歯科医が
檀れいさんだったとしても

私は宣言できます!

「好きです!」

ヘ(__ヘ)☆\(^^;ナンデヤネン


いや、もとい!


それでも私は歯科医院が大嫌いです!


それにしても
歯科医と歯科助手さんとか
医者と看護師さんのひそひそ話って気になりません?


いや、いっそね。

例えば手術中。
メスを渡した看護師の手を取って医者が言った。

医者 「ねぇ、今夜飲みに行こうよ」

看護師「先生、止めて下さい。こんなところで」

医者は私をチラッと見ると看護師に答えた。

医者 「なぁに、大丈夫だよ。聞こえてないって」

看護師「そう言う問題じゃありません。
    今、手術中ですよ」

医者 「大丈夫さ。こんなの朝飯前だよ。
    それより、今夜良いだろ?」

看護師「もう、先生ったらぁ~♪」


もし、手術中にこんな会話がされていたとして
中には不謹慎だとかとんでもないと
怒る方もいるかも知れませんが
私にしたら全然OKです。

それだけ手術は簡単で
私の病状は悪化していないと言う証拠ですから。

これが
医者の手も震えるくらい超真剣に手術をされたら
ねぇ?
逆に怖いと思いませんか?


問題はその判断ができない場合です。

例えば手術中。

医者 「あっ!」

看護師「先生、どうしたんですか?」

医者 「いや、ちょっとね。君、ぼそぼそ」

看護師「は、はい! でも、先生・・・」

医者 「ぼそぼそ」

看護師「は、はい」

医者 「ごにょごにょ」

看護師「わ、解りました。でも、これは?」

医者 「ぼそぼそ・・・で、ごにょごにょ」


もし、自分の手術中。
麻酔で意識がもうろうとしている中で
ところどころ、こう言った会話が聞こえてきたら?

「『あっ!』って何よ?
 いったい何があったんだ?
 どうしたって言うんだ?
 私はどうなる?」

ねぇ、気が気じゃないでしょ?

それでなくても医者とか看護師さんって
マスクをしている事が多いので
普段でも聞き取り難い時ってありますよね。

訊き返すにしても
小心者の私にはとても無理です。


で、話を歯科医に戻しますが
今日、諦めて
スカイツリーから飛び降りる覚悟で抜歯をしてきました。

と言う事は
後、数回は歯科医院に通わなければならないわけです。

ガッキーも深キョンもいないし
歯科医は壇れいさんどころか男の先生だし。

そんな地獄のような所にこれから何度も通えと?

誰に? いや、私ですけどね。

せめて、先生。
今度、歯科助手さんと秘密の会話をする時は
私もぜひ仲間に入れてくださいませ。

本当は歯科助手さんをくどいてるんでしょ?
それとも合コンの打ち合わせ?

先生、良いな。楽しそうだな。


はぁぁぁ・・・・(ため息)



桃の節句

三月三日は雛祭り。

桃の節句です。

旧暦の三月三日頃が
桃の花の咲く時期だった事から
こう呼ばれるようになったそうです。

ところで
お雛さまに飾る「菱餅」は
イタリアの国旗と同じく
大抵は三色なのが定番ですが
その意味はとてもロマンチックです。

色は下から順に白・緑・桃色。

つまり
雪が降った後に草の芽の緑が出て
そこに桃の花びらが散る。

源氏物語の世界のように風流ですね。

その昔は桃の節句には
桃の花を愛でたり
桃の花を浮かべた食事やお酒を飲んで楽しんだり
桃の葉を入れた桃湯(お風呂)に入って
無病息災を祈ったそうです。



そして現代。

我が家の娘達は菱餅はもちろん
雛アラレも食べようとはしません。

白酒も飲みません。

ケーキを食べて
チョコを食べて
ファンタグレープを飲んでいます。

じゃ、別にお雛様必要無いじゃん!(笑)

と、言うより
それらの何処にも季節感は元より
風情も風流も無いですよね?

良いのかそれで?
桃の節句だぞ。

せめて桜餅くらいは食べようよぉ~~~!

って、桜の節句じゃないけどね(笑)

もし
「良いのかニッポン」なんて番組があれば
間違い無く我が家は国賊と呼ばれる・・・かも?


ちなみに
我が家には二人の娘がいます。

お雛様も三段飾りではありますが有ります。

でも
我が家に猫が来てからは
迂闊に飾れなくなりました。

雛段に乗っては
<奴ら>が
色々とやらかしてくれちゃうんですよね~


*写真は数年前のものですが
 飾り終わって、さて写真をと思ったら
 既に先客がポーズを決めていた・・・の図(笑)

neko-to-ohinasama.jpg


以前にも書いたかも知れませんが
我が家ではここ数年
クリスマスツリーも飾っていません。

一応有るんですよ。
私の身長くらいの大きなツリーが。

じゃ、何故?

それは言うまでもなく
下げているオーナメントが
猫二匹の格好の餌食になるからです(笑)


結果として?

扱い的には

猫二匹 > 娘二人

我が家ではこんな構図でしょうかね(笑)


そりゃねぇ~

雛祭りに
ケーキ&チョコ&ファンタグレープでも
娘らを責められませんわね(笑)

もちろん
猫達を責める気も毛頭ないんですけどね(笑)

えっ?

家庭内における私の立場・・・ですか?


えーっと。
次の話は・・・(目がうつろ)


はっ!?(我に返った)

そ、そろそろ結びにしましょうかね?

あは、あはは・・・あはっ(挙動不審)



さてさて
娘さんのいるご家庭の皆さん。
今年はどんな雛祭りを過ごすでしょう?

かつて、娘さんだった皆さん。
今年はどんな雛祭りを過ごしますか?


何だかんだ言っても
この日ばかりは
男性諸氏の出番はありませんね。

お雛様軍団の仰せの通り
「はいはい」と
大人しくしていましょうか・・・ね。

あっ、いつも・・・か?(笑)




時間は数か月ほど遡ります

某国営放送局の
朝の連ドラ『あまちゃん』が
世間で話題になり始めた頃の事です

私はドラマを観ていませんでしたので
それがどんな内容なのか知りませんでした

そんな或る日の事、娘との会話

「お父さん、
 最近『あまちゃん』って話題なんだってね」

「甘ちゃんはお前だべ?」

「違うって、ドラマの話」

「ドラマ?」

「そう、朝の連ドラなんだって」

「連ドラになる尼さんの話って。
 そんなすごい尼さんがいたんだ?」

「うん、いたんじゃない? 人気の海女さん」

「まぁ、瀬戸内寂聴さんとかなら解るけど」

「違うよ。瀬戸内じゃなくて
 岩手県の三陸海岸の街なんだって」

「へぇ~ 三陸海岸にも有名な尼さんがいたの?」

「まぁ、ドラマだけどね。
 なんでも主人公の女子高生が
 夏休みにお母さんの故郷に行って
 そこでお祖母ちゃんを手伝って海女さんやって
 で、アイドルを目指すとか何とかなんだって」

「尼さんからアイドル?
 そりゃ又、国営放送にしちゃ突飛な話だね。
 確かに、美し過ぎる市議とかいたけど
 尼さんがね~」


本来なら全く噛み合わないはずの話が
奇跡的に(?)噛み合ってしまうなんて
これも『あまちゃん』効果?(笑)


その後、時を経て
『あまちゃん』が海女さんだって事を
私も知るに至った訳ですが



毎年、年末になると流行語大賞が話題になります

今年の前半は例の『今でしょ』が
確実だなんて言われていましたが
『あまちゃん』の人気が上がるにつれ
『じぇじぇじぇ』が猛追を始めました

で、夏が終わる頃には
『おもてなし』と『倍返し』が参戦し
今や四つ巴の戦いの様相を呈してきています

まぁ、それは本題ではないので端折ります


その『じぇじぇじぇ』ですが
いかんせん、ドラマを観ていなかった私には
全くその意味が解りません

ドラマが終わった今となっては
今更、会社の人にも友人にも訊けず

さて、どんな意味なんだろう?


そこのあなた!
今、『じぇじぇじぇ』はこう言う意味なのに
って思わず口に出したでしょ?

いや、言わなくて良いですよ
自分で考えますから!

って、さすがに今の科学力じゃ
PCの向こうで言われても聞こえませんけどね(笑)


『じぇじぇじぇ』

ん~ 何だろ?
三陸地方の方言なんだよな?

あっ! もしかして・・・『銭』?

そう言えば
お金を事を『じぇんこ』って言う地方もあるし

とすると
『じぇじぇじぇ』は『金だ、金だ、金だ!』?

タカ&トシのタカのギャグ
『俺だ、俺だ、俺だー!』みたいな感じ?

ウニ、アワビ、サザエとか
高級な魚介類で莫大な財産を築いた女子高生が
金の力でアイドルを目指す!

いやぁ~
天下の国営放送がそんな話はやらんよね?

以前『同情するなら金をくれ』とかあったけど

じゃ、違うのか・・・ ←当たり前


確かにPCで検索をすれば一発なんでしょうが
どうせ毎晩PCを開いているしね

でもそれじゃ
何だか<負け>みたいな気がするんだよねぇ~

だから自力で考える!


おっ! そうだ!

もしかして『是、是、是』か?

『是』がなまって『じぇ』

うん、これは有るぞ!

とするとアレだな?

ムツゴロウさんが猛獣の頭を撫でて
「良し、良し、良し♪」って感じ?

高級な魚介類を沢山獲った時
網元が海女さんを撫で撫で・・・って

ん~ そんな訳は無いわなぁ~


考えても妄想しても答えに辿り着かず
つい、フラッと娘に話しかけてしまいました

「なぁ、『じぇじぇじぇ』って何?」

「何かね、驚いた時の言葉みたいだよ」

「じゃ、『ゲゲゲー!』みたいな?」

「それは知らないけど」

「じゃ、『ゲゲゲの鬼太郎』って
 三陸の人は
 『じぇじぇじぇの鬼太郎』って言うのか?」

「んな訳無いしょ」


まぁ、確かに


そんなアホな事を考えて書いているうちに
時間はどんどん過ぎまして
気が付いたら既に午前1時半を回っていました

あー、ヤバい! 寝る時間が無くなる!


「そんな時に言うんでしょ?」

「おっ、これね? じぇじぇじぇー!」



ネタ

とある某家の夕食後の団欒のひと時

三人掛けのソファの右と左で体育座りをしながら
長女は携帯を、次女はゲームをやっていた

私はと言うと
テレビの前でゴロリと横になっていた

そこへ次女

「最近テレビも特番ばかりでつまんないね」

「あれっ?
 お前、ゲームをやってたんじゃないのか?」

「なんか飽きた。
 ねぇ、お父さん。何か面白い話は無い?」

「ん~ そうだなぁ」

「あっ
 『頭も胴体も白い犬は”尾も白い”』
 なんてのはダメだよ。
 もうネタバレだから」

「えー?
 お父さんがいつそんなくだらない事を言った?
 だいたいだな。
 お父さんはそんな親父ギャグは大っ嫌いです!」

「あー、それが既にギャグだから」

全く、私ともあろう者が
次女にはスッカリ舐められたものです

「ねぇ、何か無い?」

「ねぇよ。どうせ、つまらんギャグしかね」

「良いよ。つまらなくても。
 聴いてあげるから言ってみて」

「あのなぁ~
 『聴いてあげるから』と言われて
 んなもん、言えるか!」

「じゃ、笑えば良い?」

「あのなぁ・・そう言う問題かい?
 だいたいだな。
 そんな面白いネタがあるなら
 お前らに話す前にブログに書いてるわ」

「いやいや。
 いきなりブログで書いて滑って外すより
 一度
 私に聴かせてみて受けたらブログにしたら?」

「お前なぁ・・・お父さんのネタが滑るだと?」

「あれっ? 違うの?」

「違うわい!
 お父さんのブログなんてな
 みんな泣いたり笑ったり頷いたりでさ
 毎日、何十人と言う人がだな・・・」

「みんな優しい人ばかりなんだね」

「お前、お父さんにケンカ売ってるべ?」

「えー? そんな事は」

「良い! もう解った。
 面白い話があってもお前には教えん!」

「なんでさぁ~?
 あー、ホントは無いんでしょ?」

「あ、あっ、有るわい!」

「じゃ、何?」

「ん~ いや、たくさん有り過ぎてだな・・・」

「お父さん、案外正直だよね」

「な、なんでだよ?」

「すぐ顔に出るよね。
 そっか、面白いネタは無いんだ?」

「そ、そりゃ・・まぁ、そんな事だって
 まぁ、たまにはだな・・・
 おい、姉ちゃん?
 今日学校で何か面白いネタは無かった?」

苦し紛れに私が助けを求めるべく
長女の方を振り向くと
次女の隣で携帯を見ていたはずの長女は
体育座りのまま
しかも、手には携帯を握り締めたまま寝ていた

「あれっ? 姉ちゃん?
 もしかして・・・寝た?」

その瞬間
私の脳裏には閃きの電球がパッと光った

『これだ!』

そして、私は無意識に
思わずニヤリとほくそ笑んだのだろう

次女はその一瞬を見逃さなかった

「お父さん。止めておきなよ。
 『寝た』と『ネタ』は苦しいって」


Σ(=◇=;) ギクッ!



8月25日

享年
数えの五十九歳でこの世を去った母の命日です


そして、その二年後
三回忌の命日の丁度その日に長女が生まれ

その娘は昨日二十歳の誕生日を迎えました


それ以来
私にとってこの日は
悲しい日でも有り
そして嬉しい日でも有ります


いつかのブログにも書いた通り
私は娘が
母の生まれ変わりだとは思った事はありません

ただ、RH-で生まれてきた娘ですが

”何か有ればきっと母が守ってくれるだろう”

そんな”縁”を強く結ぶ為に
この日を選んで
娘は生まれてきたのだとは思っています



いつも自分の事よりも
他人の事ばかり気にかけていて
自分はいつも我慢ばかりで
挙句には
病気の痛さ、辛さ、苦しさまでも我慢をし続けて
そして孫も抱けずに逝ってしまった母

そんな母に
亡くなってさえも未だ孫を守れだなんて
ムシが良過ぎる事は解っています

それでも母は
私が頼むまでもなく
きっと、ニコニコしながら
孫の成長を見守ってくれているに違いありません

そんな人でした


きっと、この日を選んで
娘をこの世に送ってくれたのも
或いは
この日の悲しみを和らげてくれる為の
そんな母の計らいだったでしょうか・・・


娘の笑顔を見ながら
ふとそんな想いが心をよぎった日曜の午後


”お母さん、ありがとう。
 そして、娘よ。
 これからは自分の足で
 しっかりと前を向いて歩いていけよ。
 二十歳の誕生日、おめでとう”




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