Neko

夢の汽車に乗って 詩

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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もうひとつの春

良く晴れた薄水の空を流れる白い雲は

早送りのようにその姿を変えてゆく




風は唸りを上げて

次から次と木立ちの間を駆け抜けていく

右に左に縦横無尽に駆ける様は

風小僧の悪戯よりも激しい




疾風の中をトンビが低く舞う

荒波に立ち向かうサーファーのように

その強い風を楽しんでいるのか?

それとも、もがいているのか?




大木の陰に

身を潜めるように咲いている小さなタンポポは

風に他向かう事もせず

逆らう事も良しとはせずに

ただ在るがままにその花を揺らしている




それも、これも春の風景のひとつ


それぞれがそれぞれで在る為にそこに在る


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例え片想いでも
愛される事よりは愛する事を選んだ

あなたが幸せでいてくれるなら
それがボクの幸せなんだと

「人の幸せはそれぞれなんだからと。
 そんな愛があっても良いよね?」

呪文のように繰り返す独り言

でも・・・

やっぱりボクは嘘をついてる



おとぎ話のように
いつも物語はハッピーエンドなばかりじゃない

そんな事も誰に言われなくたって
ボクだってホントは解ってる

「報われないからって自分に嘘ついて
 逃げてしまうのは愛じゃない」

強がってみせて繰り返す独り言

でも・・・

やっぱりボクは嘘をついてる



夕焼けの朱に縁取られた雲の隙間から
地上に伸びるいくつもの光がいつか希望の光になるなら
ボクは今までついてきたたくさんの嘘を
全部、全部呑み込んで君の為の笑顔に変えるよ



夕べ君の夢を見た
夢で良いから君に会いたいってずっと思ってた

嫌われるくらいなら友達のままで良いって
それで満足が出来ると思ってた

「贅沢を望み過ぎてはいけないんだ。
 似合わない恋なんてするもんじゃない」

自分を抑えて繰り返す独り言

でも・・・

やっぱりボクは君が好きだ


あなたの夢を見ました
懐かしい香りがしました

あなたの指の先
ちょっとだけ摘まんで握ると
照れくさそうにあなたは
少しだけ視線を外していました

可笑しいですね
夢の中のあなたは
昔とちっとも変わっていません

夢なのに昔なのに
あなたはやっぱりあなたでした



あなたが笑っていました
あの店も昔のままでした

あなたが口ずさんだ
歌だけどうしても思い出せません
悲しそうな私を見て
戸惑うあなたもあの日と同じでした

何年経っても
私の中のあなたは
昔とちっとも変わっていません

夢なのに昔なのに
あなたはやっぱりあなたでした



あなたの夢を見るなら
出会った頃の私のままで

時間の扉を開け
昨日と同じように当たり前に
あると思っていた明日を
あなたの腕の中で見ていたいのに

悲しいですね
変わってしまったのは
あなただけじゃないと気付きました

夢なのに昔なのに
私もやっぱり私でした


ドアの鍵を開けて
灯りの無い部屋に入る

冷え切った部屋は
灯りを点けても寒々しくて
君がいないってこういう事なんだと
思い知らされる



消し忘れたふりで
スマホに残した一枚の写真

僕が好きだった君の
最高の笑顔のはずだったのに
どうして今はこんなに悲しそうに
笑ってるんだろう?



変わってしまったのは多分
僕の方だったのかもしれない

些細な事だと思っていたのも
多分僕だけだったのかもしれない
時が流れるってそういう事なんだと
誰に嘘をついてた?



ネクタイを緩めて
ジャケットのボタンを外す

ルーティーンのように
身体が勝手にコーヒーを入れた
それが冷めていくのをただ見てるだけの
何もない時間



誰かの話し声が
したら少しはマシかもなんて

観もしないテレビを
点けてはみたけど虚しいだけで
君がいないってこういう事なんだと
思い知らされる



君がいない事が
僕の人生をどんな風に

変えていくんだろう?
少なくとも君と出会う前の僕には
戻る事はないんだろうとは思ったりする
それで良いんだ、きっと


銀色の少女

想いの彼方 記憶の窓辺

月の光を浴びて少女は踊る

憂いの瞳は

思い出せない誰かに似て

嗚呼 懐かしき夜香花の香り




夢か現か 螺旋の迷宮

開けてはいけないパンドラの箱

踊る少女に

魅せられて私はうろたえる

嗚呼 切なきは夜香花の香り




月が照らすは 遠き日の夢

空に瞬くは二人見てた明日

目を閉じて瞑う

過ぎた日々の痛みと残る温もり

嗚呼 愛しきは夜香花の香り




風が奏でるファド 髪をなびかせて

琴線爪弾くはギターラの調べ

銀色の少女は

誰の為にその涙を流すのか?

嗚呼 忘れじの夜香花の香り


故に夢

夢は時として
遥か心の深淵に潜む記憶を呼び覚まし
現実よりも鮮明なものにする

夢は時として
今ここに在る現実すらをも曖昧なものにする



夢は時として希望を与え
夢は時として心の嗚咽を揺り起す

夢は時として眠りを誘い
夢は時として目覚めを拒む



時の流れに抗い得るもの 



辿り着くことの出来ない蜃気楼のように
追い着くことの出来ない陽炎のように
夢は人が触れることを許さない



或いは
醒めても続く惑いのうねり


現(うつつ)の中に見る幻




夢は夢

故に夢・・・



巡り逢い

朝に夕に人は行き交い

巡り逢うも巡り逢わぬも
ただ運命の命じるままに


春夏秋冬


繰り返す永遠の中で

生まれるモノ
育むモノ
迎えるモノ
送るモノ


生命の懐に抱かれて

人は行き
人は還り
人は生き
人は逝く


森羅万象の摂理


昨日 巡り逢った人と
今日 別れても
明日 又、誰かと巡り逢うだろう


巡り会い

それを刹那と呼ぶか劫と思うか
或いは切なというか希望と願うか

巡り逢いは織り成す人の縁
思う通りに成るも成らぬも


幻  ~詩~

それはとても懐かしい温もり
君が誰なのか?
何年経っても何十年経っても
僕はすぐに思い出すだろう

そんな僕の事を思い出す事
君はあるだろうか?
君の心の何番目かの引き出しに
今も僕は仕舞われているだろうか?


まだ暗い朝
ほろ苦い目覚め

夢と現の彼方に見えるのは君の幻

君の温もりならすぐに思い出せるのに

あんなに好きだった
君の笑顔が思い出せない




君とは短い旅を共にしていた
それだけの人
けれど僕の人生にとっては
とても大きな人になった

夢がもし後悔を映し出す
ただの鏡なら
もう二度と夢なんか見なくて良い
君の幻を追いかけなくて済むから


記憶何て、そう
想い出なんて、そう

まるで真昼の月のように
照らせるものなんて無いのだろうか?

君の想い出ならいくつも思い出せるのに

あんなに好きだった
君の笑顔が思い出せない



昨日君と見てた夕焼け空
明日もきっと晴れるって思ってた

だけど人生は思うほど
簡単には出来てないみたいだ

こんな雨を今日は独りで見るなんて

人生にもしも天気予報があるなら
傘の準備もちゃんと出来たし
濡らした服を乾かすドライヤーだって用意は出来たのに





照れる僕の袖口を摘まんで
嬉しそうに並んで歩いていた君

とりとめの無い君の話
屈託の無い君の笑顔が好きだった

退屈な雨降りの日だって愛しかったよ

僕たちにもしも終わりの日が来るなら
どちらかが見送られる時だと
そんな話も笑いながらしてたね ずっと遠い事だと思ってた





「もしも」なんて言葉があるから
人は迷路に迷い込んでしまうんだね

もっと素直になれてたら
二人で出口を見つけられてたかな?

降り続く雨を見ながらそんな事思ってた

てるてる坊主 描いた顔が君にダブる
泣いてるようにも見えるのは雨に滲んだせいじゃない





止まない雨にも言い分はあるだろう
傘を差さない方が悪いだとか

僕はずっと何を見ていたんだろう?
何を解ったつもりでいたんだろう?

窓をつたう雨の滴が止めどなく流れてた

明日、天気になれ 明日は天気になれ
願う気持ちを知ってか知らずか それでも雨は降り続く



青空 ~詩~

いつも足元ばかり気にしていたから

気付かなかったよ

こんなにも空が青いなんて




少しのつもりで張っていた意地を

引っ込めるタイミングを逃したら

僕の一番嫌いな自分になっていた

でも

なんか、もう良いかな

つまらないプライドなんてどうでもね




他人と比べる物差しの目盛りは

見方ひとつで違った幅になる

そんな曖昧なものに僕は縛られていたのかな?


もう


振り回されるのはごめんだよ

僕は僕の思う僕でいたいと思う




知らない間に季節は変わってた

そんな風に周りを眺める余裕もなくて

僕はいつも足元ばかり気にしてた


だから


ちっとも気付かなかったよ

こんなにも見上げた空が青いなんて




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