Neko

夢の汽車に乗って 詩

プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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Answer

さりげなく話を逸らして
僕は昨日観たテレビの話を繰り返す

気のない相槌の落としどころを探して
君は紙ナプキンでテーブルを何度も拭いていた

そんなことを何回繰り返していただろう?

もう終わりかなと思いながら
それでも答えを出せなかったのは
心の何処かでまだきっと君を愛していたから




答えを出したかったのは
僕だったのか?それとも君の方だったのか?

昨日よりも少しだけ濃く入れられた
コーヒーの苦さに僕は意味を探していたけど

そんなことにホントは意味なんてなかったろう

本州の何処かで桜の花が
咲いたとかってニュースが流れていた
つまりは季節がページをひとつめくったってこと




何となく平穏な顔をして
僕には何も見えないし何も気付かない

吐き散らかされた君のため息も
今は居場所を失くした想い出みたいだね

とりとめのない会話さえも倖せだったあの頃

春の日差しに誘われて
窓を開けた途端によそよそし気に風が吹いた
ぎこちない僕の笑顔じゃ何も変えられないんだろう




答えを出したかったのは
僕だったのか?それとも君の方だったのか?

核心の言葉は僕も知っているし
それはきっと多分じゃなくて君も知っている

簡単な事ほど口にするのが難しいみたいだね

無造作に書き足された
アミダクジの線を逆から辿ってってそんな事で
選択を変えられるならきっと楽だね


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もしも、この時が止められるなら


何度もそう思ったよ

永遠が欲しかった訳じゃない


君を失いたくない ただ、それだけだった




もしも、もう一度君に逢えるなら

もしも、あの日に戻れるのなら


そんな事が叶わない事だなんて分かっている

それでも、つい思ってしまうんだ


「今なら、きっと上手くやれるのに

 あの頃よりももっと上手くやれるのに」って


そんな事を思ったところで

何も変わらない事も知ってはいるけど




だけど・・・




もしも、この時が止められるなら


あの日、心からそう願ったよ

永遠が欲しかった訳じゃない


君を失いたくない ただ、それだけだった


君の落とした涙
どうしてあの日拾えなかったんだろう?

僕はただ立ちつくすだけで
僕はただ見てるしかできなくて

優しい言葉は嘘になる気がしてた




君の失した笑顔
どうして探そうと出来なかったんだろう?

それは僕じゃない気がして
それは僕じゃない誰かの気がして

思いやるフリで自分に嘘をついてた




優しさが大事だとか
思いやっているだなんて臆病者の常套句

勇気が無いだけだったのに
僕はただ自分に言い訳をして

良い人になるチャンスさえ失くしてた




後に心がいつもある
だから<後悔>って書くんだと誰かが言っていた

心だけ後戻りをしたとしても
確かに身体は過去には戻れない

それでも僕は忘れるよりはマシだと思ってる




例えば君が主演の映画の
エンドロールに僕の名前が無かったとしても

僕がただの通行人Aで
その他大勢の一人だったとしても

それでも確かにあの日あの時そこに僕と君はいた




君の落とした涙を拾えなかったのは僕
君の失した笑顔を探せなかったのも僕




ヒロインが泣いている傍で
ストーリーに関係のない笑ってる演技をしていた

僕はただの通行人Aで
名前もセリフもない役だったとしても

僕がただの通行人Aで
その他大勢の一人だったとしても

それでも僕はきっと忘れることはないと思ってる


手紙

拝啓


バス通勤をしていると
季節の移り変わりが良く分かります

バス停まで歩くホンの数分の間にさえ
まるで変わる季節に歩調を合わせるかのような
日々の変化が目を和ませてくれます


朝の空気

街路樹のさざめき

公園脇のベンチが創る歪な影

街角の花屋の店先の
季節を彩取るディスプレイ

ショップのショーウインドウを飾るのは
少し先取りをした季節

そして

一日の疲れと共に
見上げた夜空に煌めく無数の星達


考えたら
どれも君と一緒に見た風景ばかりです

思わず苦笑いがひとつこぼれました

忘れたと思っていた心に
まだこんなにも想い出が残っていたんですね


季節は巡り
早いものでもう二年が過ぎました

君は元気ですか?


今までどれだけの
人と出会い、別れてきただろう?

名前や顔さえ忘れた人
忘れられない人



振り返ればいつも
切なさがあって、懐かしくもあるけど

今いるこの場所ではもう
探す術もない



街の灯りがそっと
灯り始める頃、いつもの帰り道

急ぎ足になるのは
冷たくなった風のせい?

それとも・・・



気が付けばいつか
知らず街はその色を変えていた

巡る季節に巡らす想い
「サヨナラ」と口をつく



秋行く街の中
ボクはふと、足を止め振り返る

聞えた気がしたのは
誰の声だったろう?


ちょいと蹴飛ばした道端の小石
コロコロ転がって道の真ん中で止まった

このままじゃ危ないし
誰かが躓くかもしれないし
ボクは脇に避けようと
もう一度、小石を蹴ったけど
小石はそれには逆らうように半円を描いて
また、道の真ん中で止まった

小石の運命を握っているつもりで
でも、小石には小石の意地があるのかもなんて思った




こんな事は人生には良く有る話で
どんな小さな事だって上手くいくばかりじゃない

例えば昨日の事
朝から良く晴れた日曜日
ボクはウキウキしながら
郊外に自転車を走らせたけど
いつの間にか空には黒い雲が敷き詰められて
土砂降りの中をずぶ濡れで帰った

天気の予報を知ろうともせずに
自分勝手にただ晴れると思い込んでいただけだった




道の真ん中で動かない小石
じっと見つめても、いくら見つめても動かない

このままじゃ危ないし
誰かが躓くかもしれないし
ボクは脇に避けようと
もう一度、小石を蹴ってみた
もしかしたらなんて、もう一度戻って来るかな
でも、小石は草むらに消えていった

小石の運命すらきっと誰にも分からない
思い上がっているのは自分だけなんだろう、きっと




思いついたようにボクは自転車を飛ばす
キミの街までどのくらい掛かるなんて今は知らなくて良いんだ

ボクはただペダルを漕ぐ
運命なんて後から付いてくる
ボクはただペダルを漕ぐだけ
ボクの前には走る道がある
もしかしたらなんて、今は何も考えない
それは誰にも分からない

小石を蹴るのがボクか、蹴られた小石がボクか
それを決めるのがキミなら、きっと後悔はしない


tutu  ~創作詩~

tutu 黄昏時の街は嫌いだって言ってたね

ひとつふたつ灯っていく幸せに
置いてきぼりにされるみたいで
切なくなるんだって

オレンジ色に染まる街を
窓の外にぼんやり見ながら
僕はあの日の君を想い出していた




tutu 傷つけ合う事もしないで僕らは別れたね

妙に大人ぶったふりをして
傷つけないで済む言い訳ばかり
ボクは探してた気がする

物解りの良い男でいたかったのは
君にとってのつもりじゃなくて
自分を傷つけたくなかっただけだろう




tutu ホントは君の何を僕は解ってたんだろう

僕といても君がいつも感じてた寂しさの
正体を僕は最後まで気がつけなかった
別れ際の涙を見てさえも

オレンジ色に染まる街を
窓の外にぼんやり見ながら
僕はあの日の君を想い出していた




やがて下りた帳の後で
灯っていく街の灯を君が
「キレイだね」って見ていてくれたら 誰かと


時々、思い出してくれたら
メールでもくれたら良いよ

何処で花が咲いていただとか
歩いてたら犬に吠えられただとか
他愛のない暇つぶしみたいに



時々、嬉しい日があったら
電話でもくれたら良いよ

君の得意な自慢話だとか
笑ってばかりで繋がらない話だとか
他愛のない暇つぶしみたいに



時々、眠れない夜があったら
手紙でも書いてくれたら良いよ

ピンク色の便せんにハートのシール
宛名は書かなくても良いよ
他愛のない暇つぶしみたいに



時々、寂しい時があったら
誘い出してくれたら良いよ

昔のようにバカ言って
又、笑い合えたら良いよ
他愛のない暇つぶしみたいに



いつでも僕は君のともだち
時々でも思い出してくれたら良いよ
他愛のない暇つぶしみたいに

例え、他愛のない暇つぶしでも


歩こうよ ~詩~

独りで歩くには
この道はあまりに長過ぎて

時々、つまづきそうになる
諦めてしまいそうになる

例えば

花が咲いていても
川が流れていても
青い空に虹がかかっていても

ボク一人だけじゃ
誰にも伝えられないこの想い

だから
手を繋いで歩こうよ
独りで歩くと道に迷ってしまうから




どんなにボクが
キミの事を想ってるか知ってるかい?

多分、キミが思うより
ずっとずっと大きいよ

例えば

鳥が歌っていても
風が囁いていても
夕焼け空がどんなにキレイでも

キミがここにいなければ
独りぼっちじゃとてもいられない

だから
手を繋いで歩こうよ
独りで歩くときっと俯いてしまうから




二人で歩いたら
雨の日だってきっと好きになる

それが君とだったら
濡れてみるのも良いよ

例えば

時が流れていき
幾つも季節が替わり
良い時だけじゃなかったとしても

皺だらけの顔を見合わせた時
「お互い老けたね」って笑い合えたら良い

だから
手を繋いで歩こうよ
君とだから歩いて行きたい どんな時も








【 作者の言い訳? 】

基本、恋の詩は苦手です

苦手と言うよりは
この歳でってテレもあるし

何より
正統派(?)の恋の詩を書こうとすると
どんな言葉を探して来ても
陳腐になってしまいかねません

(いや、これも十分陳腐ですが(笑))

だから
普段は敢えて書かないようにしているのですが
時々、言葉が勝手に出たがります

1フレーズが勝手に出ちゃうと
後はなし崩しです!?(笑)


まぁ

たまには良いかな



ちなみに

これはあくまでフィクションであり
実在する生活及び、環境とは全く無関係です

むしろ、願望・・・無いモノねだり?(笑)


もうひとつの春

良く晴れた薄水の空を流れる白い雲は

早送りのようにその姿を変えてゆく




風は唸りを上げて

次から次と木立ちの間を駆け抜けていく

右に左に縦横無尽に駆ける様は

風小僧の悪戯よりも激しい




疾風の中をトンビが低く舞う

荒波に立ち向かうサーファーのように

その強い風を楽しんでいるのか?

それとも、もがいているのか?




大木の陰に

身を潜めるように咲いている小さなタンポポは

風に他向かう事もせず

逆らう事も良しとはせずに

ただ在るがままにその花を揺らしている




それも、これも春の風景のひとつ


それぞれがそれぞれで在る為にそこに在る



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