Neko

夢の汽車に乗って 詩
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yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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空音

時折冷たい北風が頬を撫でていく

三月のそんな午後

地面の雪を映して薄められたような

寒々とした空の青さに身をすくめながら

踏みしめられた雪の道をボクは歩いていた



ふと足を止めて後ろを振り返った

誰かに呼ばれた気がしたのだ



だが誰もいない



ボクは耳をそばだてて

もう一度、聞こえては来ないかと

注意深く辺りを見渡した



やはり何も聞こえてはこない



諦めて歩き始めたボクの目の先には

V字の編隊を組んで飛ぶ渡り鳥の群れ



「あいつらの啼き声だったのかなぁー
 きっと、お互いに励まし合って飛んでるんだ。
 長い旅だもんな。頑張れよ。」



しばし見上げた空
渡り鳥達を導くかのように雲をかき分けて風は吹いていた


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天気と約束

もしも今日が土砂降りの一日だったとしても
もしも一週間雨が降り続いていたとしても

いつかきっと

雨は上がるから
そしたらすぐにでも外に飛び出してみたら良いよ

雨上がりの空じゃなければ見られない
大きな虹が見えるかも知れないし




例え明日の天気予報がまた雨だったとしても
それで心にまで雨を降らせてしまう事もないよ

そうだよね?

もしかしたらさ
冷え切った身体を雨が優しく包んでくれるかも知れないし

もしかしたら誰かがそっと
傘を差し出してくれるかも知れないし




良いさ今日がどんな日でもたくさん有る日のひとつ
それは昨日もそうだったし多分明日もそうなんだ

それでももしか

雨上がりの青空を
想像出来るならきっとそれだけで明日は変わるかもしれない

天気と約束は出来ないけれど
明日はきっと晴れると信じよう


三月三日

三月三日と言えば?


ピンポーン♪


そうですね

全国的に『耳の日』です

えっ?

間違ってはいないでしょ?

人間にとって耳は大事ですからね

大切にしましょ!


えっ?

普通は? 別だろ? ・・・ですか?


はいはい、解ってまんがな

女の子のね?


なら、こう言えばみなさん納得できますかね?

はい、三月三日はレディーの為の

『王妃な祭り』

ちゃんと声を出して読んでくださいね
納得できるはずです


皿に 『桃乗せ喰う』

はい、<皿に>から続けて大きな声で!

最後でちょっと躓いた感で読んで貰えたら尚ベスト?

ねっ?

何となくそう聴こえてきたでしょ?

ホントは<更に>って書くんですが
まぁ、こじ付けはこのくらい強引な方が

ねぇ?


はい、ここまでは<掴み>ということでOK?

ちゃんと話に付いて来てます?


三月三日は全国的にお雛祭りです

(これなら文句はないですね?)

いわゆる『桃の節句』
女の子のお祭りですね

誰ですか?

『桃乗せ喰う』

なんて言ってるのは?

そんな言い方はしませんからね
気をつけてくださいよ




一応、我が家にも
女の子が約二名しますし
長女が産まれた時に義父母が買ってくれた
三段飾りの雛人形があるのですが
ここ何年も飾っていません

もちろん、今年も押し入れの中です


理由はこいつら→ フフフ( =①ω①=) (=^o^=)ナニカイッタ?


猫が一匹の時でさえ
危なくって仕方なかったのに
これにもう一匹が加わってからというもの
下手に飾ると
雛人形達の命も最早風前の灯!?

いや、もちろん
雛人形を上手に飾ればって話ではありませんよ

念のため?

ともあれ

猫達、雛壇に乗り放題、人形を蹴散らし放題
なんて光景を想像して下さい

とても危なくて
雛人形なんか飾れません


良く

雛祭りが終わってからも
いつまでも雛人形を仕舞わないと
女の子は嫁に行き遅れるとか言いますが
雛人形を飾らないとなると
我が家の娘らはどうなるんでしょ?


ちなみに

この日は「上巳の節句」と言って
三月初めの巳の日に
(田植えの始まりにあたるこの時期に)
田の神を迎える為に
紙で作った人形で体を撫でて穢れを落として
健康を願い、そして厄災いを払ったとされていて
古くは平安時代にそのルーツは遡るそうです

と、言うことは???


雛人形を出さない = 神を迎えられない

神を迎えられない + まして穢れが落ちていない

= 神様に縁も貰えなければ嫁の貰い手もいない


つまり・・・?

仕舞い忘れたくらいで嫁に行くのが遅れるなら
出さないと、そもそも嫁に行けないのでしょうか?


まぁ、別に

娘らが
嫁になんか行かなくても良いけどね


(=^・^=)(=´∇`=) ソウダニャー、ベツニネ~


おいおい、お前らが言うなよ!


まぁ、以前であるなら
そんな冗談で話を締められたのですが
長女が二十五ともなりますと
逆に心配にもなってきたりします


あれっ?

これって、長女が嫁に行けないのはお雛様の呪い???

までも
行く気があるのに行けてないのなら仕方が無いのですが
長女本人はと言いますと全く家を出て行く気は無し

気配も無ければ男の影も無し
有るのは二次元男子の・・・あっ、いやいや

これ長女にはぜひご内密にお願いします

本人に知れたら私
一ヶ月は口を利いてもらえなくなっちゃいますから



ま、まぁ~ともあれです

なので今年の三月三日も
我が家ではあくまで『耳の日』で通すことにしましょうかね



パンドラの箱

過去に灯した希望が
もう未来への扉を開くことのないものだとしたら
想い出は
決して開けてはいけないパンドラの箱なのだろうか?



時が経てば経つほど想い出は美しく虚飾され
リアルな<今>を無味乾燥なモノに変えてしまう

「何かが違う!」

いや、違っているのはむしろ虚飾された想い出の方なのに
そうとは思えない自分がいた

「これはきっと夢だ。長い長い夢なんだ!」

無意味な否定で自分を騙そうとしても
現実までをも欺くことは出来ない



信じたくない現実

甘美にさえ思える想い出



誘惑に負けて
パンドラの箱を開けた瞬間
飛び出す数多の欠片は降り注ぐ後悔の刃

胸の痛みに押し潰されそうになって
慌ててその蓋を閉じようとした時
箱の隙間から聞こえてきたのは君の声

それは救いだったのか?

それとも、ボク自身の呵責だったのか?

何が夢で何が現実なのか?



ただ、これだけは解った

その声が唯一僕を現実に引き戻す鍵になっていたのだと


Answer

さりげなく話を逸らして
僕は昨日観たテレビの話を繰り返す

気のない相槌の落としどころを探して
君は紙ナプキンでテーブルを何度も拭いていた

そんなことを何回繰り返していただろう?

もう終わりかなと思いながら
それでも答えを出せなかったのは
心の何処かでまだきっと君を愛していたから




答えを出したかったのは
僕だったのか?それとも君の方だったのか?

昨日よりも少しだけ濃く入れられた
コーヒーの苦さに僕は意味を探していたけど

そんなことにホントは意味なんてなかったろう

本州の何処かで桜の花が
咲いたとかってニュースが流れていた
つまりは季節がページをひとつめくったってこと




何となく平穏な顔をして
僕には何も見えないし何も気付かない

吐き散らかされた君のため息も
今は居場所を失くした想い出みたいだね

とりとめのない会話さえも倖せだったあの頃

春の日差しに誘われて
窓を開けた途端によそよそし気に風が吹いた
ぎこちない僕の笑顔じゃ何も変えられないんだろう




答えを出したかったのは
僕だったのか?それとも君の方だったのか?

核心の言葉は僕も知っているし
それはきっと多分じゃなくて君も知っている

簡単な事ほど口にするのが難しいみたいだね

無造作に書き足された
アミダクジの線を逆から辿ってってそんな事で
選択を変えられるならきっと楽だね


もしも、この時が止められるなら


何度もそう思ったよ

永遠が欲しかった訳じゃない


君を失いたくない ただ、それだけだった




もしも、もう一度君に逢えるなら

もしも、あの日に戻れるのなら


そんな事が叶わない事だなんて分かっている

それでも、つい思ってしまうんだ


「今なら、きっと上手くやれるのに

 あの頃よりももっと上手くやれるのに」って


そんな事を思ったところで

何も変わらない事も知ってはいるけど




だけど・・・




もしも、この時が止められるなら


あの日、心からそう願ったよ

永遠が欲しかった訳じゃない


君を失いたくない ただ、それだけだった


君の落とした涙
どうしてあの日拾えなかったんだろう?

僕はただ立ちつくすだけで
僕はただ見てるしかできなくて

優しい言葉は嘘になる気がしてた




君の失した笑顔
どうして探そうと出来なかったんだろう?

それは僕じゃない気がして
それは僕じゃない誰かの気がして

思いやるフリで自分に嘘をついてた




優しさが大事だとか
思いやっているだなんて臆病者の常套句

勇気が無いだけだったのに
僕はただ自分に言い訳をして

良い人になるチャンスさえ失くしてた




後に心がいつもある
だから<後悔>って書くんだと誰かが言っていた

心だけ後戻りをしたとしても
確かに身体は過去には戻れない

それでも僕は忘れるよりはマシだと思ってる




例えば君が主演の映画の
エンドロールに僕の名前が無かったとしても

僕がただの通行人Aで
その他大勢の一人だったとしても

それでも確かにあの日あの時そこに僕と君はいた




君の落とした涙を拾えなかったのは僕
君の失した笑顔を探せなかったのも僕




ヒロインが泣いている傍で
ストーリーに関係のない笑ってる演技をしていた

僕はただの通行人Aで
名前もセリフもない役だったとしても

僕がただの通行人Aで
その他大勢の一人だったとしても

それでも僕はきっと忘れることはないと思ってる


手紙

拝啓


バス通勤をしていると
季節の移り変わりが良く分かります

バス停まで歩くホンの数分の間にさえ
まるで変わる季節に歩調を合わせるかのような
日々の変化が目を和ませてくれます


朝の空気

街路樹のさざめき

公園脇のベンチが創る歪な影

街角の花屋の店先の
季節を彩取るディスプレイ

ショップのショーウインドウを飾るのは
少し先取りをした季節

そして

一日の疲れと共に
見上げた夜空に煌めく無数の星達


考えたら
どれも君と一緒に見た風景ばかりです

思わず苦笑いがひとつこぼれました

忘れたと思っていた心に
まだこんなにも想い出が残っていたんですね


季節は巡り
早いものでもう二年が過ぎました

君は元気ですか?


今までどれだけの
人と出会い、別れてきただろう?

名前や顔さえ忘れた人
忘れられない人



振り返ればいつも
切なさがあって、懐かしくもあるけど

今いるこの場所ではもう
探す術もない



街の灯りがそっと
灯り始める頃、いつもの帰り道

急ぎ足になるのは
冷たくなった風のせい?

それとも・・・



気が付けばいつか
知らず街はその色を変えていた

巡る季節に巡らす想い
「サヨナラ」と口をつく



秋行く街の中
ボクはふと、足を止め振り返る

聞えた気がしたのは
誰の声だったろう?


ちょいと蹴飛ばした道端の小石
コロコロ転がって道の真ん中で止まった

このままじゃ危ないし
誰かが躓くかもしれないし
ボクは脇に避けようと
もう一度、小石を蹴ったけど
小石はそれには逆らうように半円を描いて
また、道の真ん中で止まった

小石の運命を握っているつもりで
でも、小石には小石の意地があるのかもなんて思った




こんな事は人生には良く有る話で
どんな小さな事だって上手くいくばかりじゃない

例えば昨日の事
朝から良く晴れた日曜日
ボクはウキウキしながら
郊外に自転車を走らせたけど
いつの間にか空には黒い雲が敷き詰められて
土砂降りの中をずぶ濡れで帰った

天気の予報を知ろうともせずに
自分勝手にただ晴れると思い込んでいただけだった




道の真ん中で動かない小石
じっと見つめても、いくら見つめても動かない

このままじゃ危ないし
誰かが躓くかもしれないし
ボクは脇に避けようと
もう一度、小石を蹴ってみた
もしかしたらなんて、もう一度戻って来るかな
でも、小石は草むらに消えていった

小石の運命すらきっと誰にも分からない
思い上がっているのは自分だけなんだろう、きっと




思いついたようにボクは自転車を飛ばす
キミの街までどのくらい掛かるなんて今は知らなくて良いんだ

ボクはただペダルを漕ぐ
運命なんて後から付いてくる
ボクはただペダルを漕ぐだけ
ボクの前には走る道がある
もしかしたらなんて、今は何も考えない
それは誰にも分からない

小石を蹴るのがボクか、蹴られた小石がボクか
それを決めるのがキミなら、きっと後悔はしない



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