Neko

夢の汽車に乗って 男と女の**
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プロフィール

yumenokisya

Author:yumenokisya
現住所 北海道十勝国

 好きな言葉は
『なんとかなるべさ』

 そう、生きてさえいれば
何とかなるもんです。。。
   


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ハビタブルゾーン

”宇宙に於いて
 生命が存在出来る程度に主星から離れた領域。
 すなわち
 太陽系に於ける地球の位置するような領域を
 ハビタブルゾーン(生命居住可能領域)と言う。”




男はたった一度の過ちだと言った
でも、女にはそれが許せなかった

男にとってはただの遊びのつもりだった
でも、女にとっては遊びも本気も同じだった


超えてはいけない一線の内側をハビタブルゾーンと言うのなら
その境界線はきっと男と女では違うんだろう

ただ、そこを飛び出した瞬間に愛は死ぬ
その先では愛は生きてはいけないことを男は女に知らされる




「そこを超えて尚、生き延びる術はないのだろうか?」

私は居並ぶ学者達を前にそう問い掛けた。

「そんな都合の良い話なんて有る訳がない」

社会学者はきっぱりと言った。

「物理学的にそれは無理だ」

言葉は違っても物理学者もまた同じことを言った。

「相対性理論は何も物理学に限った話ではないと言うことだ」

哲学者もまた、物理学になぞらえて、そう付け加えた。

「確かに、男と女は相対する面も多いが
 それは必ずしも同一性を意味している訳ではないね」

人類学者はそう言うと神学者に同意を求めた。

「創世記によると神は大地を創造した後で土からアダムを創り
 アダムの鋤骨から女を創り、イブと名付けた。
 つまり、女は元々男の一部から創られたとなってはいるが
 事実は逆だったのではないかとさえ思えるね」

神学者はそう述べると、ひとつ深いため息をついた。

「おや、どうしたんですか?」

それを見ていた私は思わず訊いた。

「いやね、女は変わるってことだよ」

「いやでも、それは男にも言えるんじゃないですか?」

「男は結局のところ生まれた時から何も変わらないんだ。
 確かに、少年から大人に、そしてやがては老人にはなるけどね。
 しかし、根本は何も変わらないんだ」

「でも、それって」

「女も同じだって言いたいのかい?
 それじゃ、少女と女は一緒かい?
 女と母親は一緒かい?
 いや違うさ。それらは全て違う生き物なんだ。
 それを一緒だと思うから男はいつまでも女を理解出来ないんだよ」

「確かに」

人類学者は口を挟んだ。

「その男と女の違いには一理あるね。
 それは人類学における最大の命題のひとつだよ」

「社会学的に考察をしてみても同じ結論が出るだろうね」

社会学者も同意をした。

物理学者は黙って頷いていた。

「つまり男はハビタブルゾーンを超えては生きていけないってことか」

「と、言うより」

人類学者はもったいを付けて言った。

「ハビタブルゾーンなんてモノが存在するということ自体が
 すなわち男の幻想なんだよ。
 つまりは、それは単なる男の願望であって
 女はそんなものを許容している訳じゃないということさ。
 まぁ、どんなに鎖に繋がれた犬でも少しくらいは
 アッチに行ったりこっちに来たりは出来るけどね。
 そんなレベルの話なんだよ」

「つまり、釈迦の掌で飛び回っている孫悟空みたいなもの。
 それで自由だと勘違いをしているのが男って訳なんだろうさ。
 神学者の私が仏教になぞらえるのもいささか気が引けるがね」

神学者は、そう言うとまた大きくため息をついた。

「おや、随分と身に染みているような言い方ですね?」

私が言うと社会学者が代わりに答えた。

「あはは、彼は根っからの恐妻家でね。
 まぁ、若い頃にはずいぶんと武勇伝もあったみたいだから
 言ってみれば自業自得なんだけどね」

「よせよ、昔の話だ」

神学者は憮然として言った。

「いずれにしても」

人類学者は結論を出した。

「飼い犬に猫は飼いならせないと言うことかな。
 それだけは間違いない」

「面白い例えだが、そうだね。残念ながら同意だ」

学者達は口々にそう言った。

「だから、君もハビタブルゾーンなんて幻想を信じちゃいけないよ。
 隣の芝がキレイに見えるのだってホントは幻想なんだよ。
 それは離れて遠目に見てるからに過ぎないんだからね」

「近寄って手に取ってみれば結局はどれも同じだと?」

「全く同じだとは言わないけどね。
 しかしまぁー、試しに確かめてみようとは思わないことだね」


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春ですか?

世の中には
聞き間違いや勘違いなんて言うのは
まま良く有りますが
春になるとよく見かけるのが
こんなパターンでしょうかね~



-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-



スーパーで買い物中に店内アナウンスが流れました

『本日は月に一度のお得セール中です。
 商品も豊富に用意していますので
 ごゆっくりお買い物をお楽しみ下さい』


それを聴いていた
ちょっとハデ目の主婦らしき二人組

足を止めると
その内の一人が妙なハイテンションで
もう一人に話しかけた


「キャー♪ ちょっと、ねぇ~ 今の聞いた?
 男セールですって!
 しかも経験豊富って。キャー、どうしましょ♪」

「うっそぉ~ ホントに?
 いやぁ~ん♪ もう好きにして♪」

「でも、何処にいるのかしら?」

「ねぇ、あそこの店員、けっこうイケメンじゃない?
 訊いてみたら?
 『ボクですよ』なんて言われたりして♪」

「キャー♪ ホント、素敵~♪
 私、訊いてくるわ♪」

「ずる~い! 私が最初に見つけたのよ!
 あなたには素敵な御主人がいるでしょ?」

「そんなの関係無いわ!
 それを言うなら、あなたのとこなんか
 メタボな御主人がいるじゃない?
 しかも、舅、姑付き~」

「ひどぉ~い!
 何よ、あなたのとこなんか・・・」

「ねぇ、待って! ”彼”行っちゃうわよ!」

「あぁ~ん、一人で行かないでぇ~♪」

「早く行きましょ♪」



あのぉ~
それ、止めておいた方が良いと思いますよ

『お得セール』っての聞こえませんでした?

しかも、経験豊富なんて言ってないし



-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-



ある日、本屋に行った時の事

入口を入ってすぐの所に掲示板があって
そこにA4版の手書きで書いた貼り紙がありました

それをマジマジと見ていた
こちらも主婦と思われるお気楽そうな三人組


「ねぇ、これ見て、見て! 男教室ですって!」

「あら、本当♪
 今はいろいろな教室があるのね~」

「嘘! そんなのある訳?」

「だって、ほらここに書いてあるわよ♪」

「あらぁ~ ねぇ、どうする? 行っちゃう?」

「でも、何を教えてくれるのかしら?」

「男の生態とか?」

「キャー、いやぁ~ん♪
 ねぇ、ねぇ、もしかして手解きされたりして?」

「あぁ~ん、お久ぶりだわ~♪
 ねぇ、あなたはどう思う?」

「そんなものはどうでも良いわよ。
 良い男じゃなきゃ嫌だけどね」

「そうよね。旦那みたいなのは嫌だわ」

「ねぇ、ねぇ、イケメンの先生だったらどうする?」

「いっちゃう、いっちゃう♪」

「私、倒れちゃう♪」

「ねぇ、これから行ってみたい?
 善は急げって言うわよ♪」

「ねぇ、ちょっと待って!
 私、化粧を直してくる」

「あっ、ずるい! じゃ、私は下着売り場に行くわ!」

「下着? どうして?」

「だって・・・ねぇ? 困るでしょ?」

「別にぃ~ 私はいつも勝負下着だもん♪」

「あ~ ずる~~~い!」

「ねぇ、それより早く行きましょうよ♪」

「キャー、賛成~♪」



あれっ?

ちょ、ちょっと

あのぉ~ それ何か、違ってません?

もう一度、よく見直した方が・・・


その貼り紙にはこう書いてありました

『お琴教室。生徒さん募集中』



-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-:-



いやぁ~ 春ですね


男性諸君!

負けてはいられませんよ(笑)


男「どう?」

女「えっ? あっ、イヤ・・・」

男「これはどう?」

その場所を指でつっついて男は訊いた。

女「イヤ・・・ダメよ」

男「ホントは好きなんだろ?」

女「そんなこと・・・」

男「良いだろ?」

女「イヤ・・・」

男「好きだって言ってたじゃん?」

女「でも・・・今日はそんな気分じゃないの・・・」

男「ほらっ、見てごらん。こんなだよ」

男はおもむろに開くとそれを女の目の前に近づけた。

女「あっ、ダメよ・・・」

男「ほら、もっと正直になれよ。
  俺がしてやるからさ」

ニヤニヤしながら
男はグイグイとそれを女の目の前に近づけた。

女「ちょ、ちょっと止めて」

女は脇に置いていたハンドバッグで胸を隠すように屈んだ。

男「もんじゃダメか?」

女「だから、ダメ・・・もんじゃ」

男「良いだろ? こうして、あーして。
  で、ベチョベチョになったところをペロッってさ」

女「ダメよ。今日はイヤ」

男「どうしても?」

女「ごめんね・・・」

男「俺がこんなに頼んでも?」

女「うん・・・気分じゃないの」

男「じゃあ、何が良い?」

女「豚玉のお好み焼きにしよ。今日はもんじゃはイヤ!」





カップルがお好み焼き屋でメニューを見ながら
「もんじゃが良い」とか「お好み焼きが良い」とか
あーだ、こーだ言って戯れているの図でした。

お後がよろしいようで・・・m(_ _)m



って、最初からそんな事だろうと踏んでました?

いやいや、さすが私の事を良く判ってらっしゃる。

   パチパチパチ・・・



それじゃ、こんなのは?



女「いっぱいこすって、たくさん出してくださいね」

男「あっはい、頑張ります! でも、大丈夫かな?」

女「大丈夫ですよ。みんなここで出してますから」

男「ここでこすっても良いんですか?」

女「どうぞ。何なら見ていてあげましょうか?」

男「ホントですか? 何か恥ずかしいけど・・・
  じゃ、頑張ろうかなぁ~」

女「たくさん出ますように」

男「良いんですか? ホントに出しちゃいますよ!」

女「どうぞ。遠慮なさらずに」

男「よし! 出すぞぉ~~~!」




宝くじ売り場で
スクラッチクジを買ったお客さんと店員さんの会話。



どう?

さすがに、これは判らなかったでしょ?


ドヤ? ←ドヤ顔満開



ってか・・・ちょっと待てよ

何かさ、これって
ただ私の欲求不満を日本中に暴露してるだけか?


自分で書いておいて
今更言うのも何だけど・・・誰得?(笑)


何をいきなり物騒なと思われるかも知れませんが
至る所に爆発物って仕掛けられているんですよ

世の中には非武装地帯なんて無いのです

それが例え
家庭の中・・・だろうとね



爆発物にも色々な種類があります



本人が忘れた頃に爆発する時限爆弾

本人がうっかり踏むと爆発する地雷

あえて爆発させようとしてスイッチを押すダイナマイト



これらは何も
工事現場や戦場にだけあるのではありません



ほらっ

あなたの家庭にもあるんじゃありませんか?



好き好んで
爆弾を爆発をさせたい人はいないでしょうが
思いも寄らない処で爆発って起こるものです


始末に悪いのはね
やっぱり時限爆弾でしょうね

「もう、時効だな。知らぬが仏♪」

なんて、心密かに喜んでちゃいけませんよ

「知らぬが仏」どころか「知らぬは本人のみ」
なんてね

良くある話です

それにね
この手の時限爆弾のタイマーは
絶対止まったりしませんからね

それどころか
時間が経てば経つほど爆薬の量は増えたりします

もちろん
何色の線を切ったらタイマーが止まるだとか
安全だなんて
そんな保証は何処にもありません

どのみち
いつか爆発しちゃうなら
思い切って一か八か勝負を賭けてみます?


「災は忘れた頃にやってくる」

  <<<ドカーン!!!>>>

なんてのも嫌ですしね

まぁ、私ならお勧めはしませんけどね



備えあれば憂い無しと言いますが
何事も平時の処理訓練が肝心です

特に地雷なんかは避けようとすれば
いくらでも避けられるのですから

「君子、危うきに近寄らず」ってね

何を言われたって
柳のように流しときゃ良いんです

コツはね

ただ、ガマンの一途です


ダメですよ
間違っても頭に血なんか上らせたら

相手の思うツボなんですから



最悪なのは

そうですね~
やはり、自爆覚悟のダイナマイトですかね

仮に、いくら相手に非があるとしたって
余程の覚悟が必要です

共倒れならせめて報われるでしょうが
自爆だけって可能性の方が強いんですからね

何たって
相手の方が一枚も二枚も戦上手

しかも人質なんかを取られていた日にゃ多勢に無勢?

いくら最後の手段だとしたって
あまりにリスクが多過ぎます

確実に相手を一発で仕留められる自信が無いのなら
ここも黙って忍の一字ってとこでしょうかね



今夜もこの空の下

何処かの家庭で
爆発物が爆発をする機会を狙っているかも知れません


さてさて
狙っているのはどっちなんでしょう?

狙っているつもりが
すっかり相手の射程距離に入ってたりしてね


おー 怖っ!?




人には
愛する事で幸せを感じる人と
愛される事で幸せを感じる人がいます

もし
自分がどっちのタイプなのか分からなければ
ペットを飼ってみると良いでしょう



犬との生活に喜びを感じる人なら
あなたは愛される事で喜びを感じるタイプです

もしくは
愛した分だけ愛されたい人です

犬はどんな時でも
忠実にあなたの傍にいてくれます

愛した分だけ
あなたに尽くしてもくれるでしょう

寂しい時も
きっとあなたの事を慰めてくれるでしょう



猫との生活に喜びを感じる人なら
あなたは愛する事で喜びを感じるタイプです

もしかしたら
少しだけ自分に酔う傾向がある人かも知れませんね

猫は必ずしも
あなたの傍にはいてくれないかも知れません

どんなに愛しても
振り向いてもくれないかも知れません

それでも何処かで繋がっている事
それが愛なんだとあなたは納得出来るはずです




人には
愛する事で幸せを感じる人と
愛される事で幸せを感じる人がいます

が・・・

もし
ペットなんかでタイプを決められたくない
と、言う人がいたら

そうですね

今、飼っている恋人や
女性なら
飼い慣らしている御主人を
或いは男性なら
飼い慣らせない奥様をじっと眺めてみて下さい

その時に湧き上がってくる感情が
あなたに
本当の幸せを教えてくれる事でしょう

それが<どっちの意味>なのかはともかく

・・・ですけどね



男にとって
女性ほどミステリアスな生物はいません

それ故
男は須らく女性に惹かれる訳ですが

それと同じくらい
或いはそれ以上に?

男にとって女性ほどやっかいな生物もいません


どうも、女性と言うのは
何かにつけて<確認>をしたがる生物のようでして
例えば
恋人だとか夫に良くこんな質問をしたりします


これがねぇ~

実は男にとっては
訊かれると、とっても答えに困る質問なんですよね


【1】「ねぇ、今、何を考えているの?」
【2】「ねぇ、私の事、愛してる?」
【3】「ねぇ、私、太ったかな?」
【4】「ねぇ、あの子、私より可愛いと思う?」
【5】「ねぇ、私が死んだらどうする?」


【2】であれば

「もちろんだよ!」

【3】とか【4】であれば

「全然、そんな事は無いよ!」

と、嘘でも良いから
キッパリと言い切るのが<模範解答>のようです


ここで大事な事は決して曖昧には答えない事です

でも
ハッキリ答えれば良いと言っても
<正直>に答えれば良いと言う話でもなく

そこが難しいところなんです(笑)


例えば

【1】に対しては間違っても

「いやぁ~あの子、可愛いなぁ、と思ってさ」

などと答えるのは
もちろん、当然、明白、当たり前にご法度です

それが例え
TV画面の中のアイドルだとか
女優さんだったとしても絶対にNGです

自分では
「あのジャニーズの子、可愛い♪」とか
「韓流スターってカッコ良いわ♪」とか言うくせに
男が同じ事を言おうものなら
女性は途端に不機嫌になったりします

女性によっては
「あら、そう?」なんて
余裕しゃくしゃくな笑顔で答える人もいるかも知れませんが
その笑顔に騙されてはいけません

大概、顔は笑っていても目は笑っていなかったりします

ましてや
街で見かけた
スタイル抜群で美貌の女性なんかに見とれていた日には
もう、あたなの命運は風前の灯ですからね

賢明な男性諸氏なら分かりますよね?


【1】の問いに対しては

「あっ、ごめん。
 君といられて本当に幸せだなと思ってさ」

とか

「いやね、ちょっと君との未来を考えていたんだ」

などと答えるのが模範的な解答です


えっ?

そんな歯が浮くような台詞は言えない?

なぁに、構いません
その場さえ上手くしのげれば良いんですから(笑)


ただ、この中で一番難しい解答は【5】です

あなたなら何て答えますか?


考えられるとすれば・・・

そうですねぇ~

「俺も後から行くよ」

(但し、その時期は明言しない(笑))


えっ? それじゃダメ?

そりゃまぁ、そうですかね(笑)


じゃ、後は・・・そうね

「そんな事は言うなよ!」

と、真剣な眼差しで相手を見つめる

こんな事くらいでしょうか?

(くれぐれも相手の目を見つめて噴き出さないように!)


言い方が難しい例ですと

「お前が死ぬ訳ないだろ?」

そんなニュアンスの言葉です


これはもちろん

「何を言っているんだ!
 そんな事は有る訳ないじゃないか!」

と、全否定の意味で言ったつもりなんですが
相手の受け止めようによっては

「お前みたいな奴が簡単に死ぬかよ」

って思われてしまったらそれでもう終わりです

言葉選びはくれぐれも慎重に! です


それにしても

こちらは質問に正直に答えてるのに
怒る女性っていますよね?

そうかと思うと

逆に
女性に気を遣って嘘(お世辞)を言うと

「嘘付かないで(お世辞言わないで)!」

と、それはそれで怒ったりします


もちろん
簡単に嘘(お世辞)を見透かされる男の方にも
大いに問題はあるのでしょうが

女性はそう言うとこって敏感ですものね


正直に答えるにしても
相手の為を思って
嘘(お世辞)を言うにしても
相手とその時の状況を良く良く考えてでなければ
ただ
ケンカの原因を増やすだけになってしまいます


ともあれ、君子危うきに近寄らず?

女性がもし「ねぇ?」なんて言葉を言い出した時は
男性諸氏のみなさん、絶対に要注意ですよ

例え、その場所がベッドの中だったとしても
甘い言葉が後に続くなんて決して思わず
決して油断はせずに
持てる全神経を
相手の言葉に集中をして心して答えましょう

分かりましたか?

くれぐれも、軽はずみな発言はNGです


それでももし、万が一
相手を怒らせてしまった場合は仕方ありません

ひたすら寝たフリをするか

それでダメなら
誠心誠意、土下座しましょ!?(笑)



”目は口ほどにモノを言う”

そんな言葉がありますが

どんなに雄弁に語った言葉よりも
その時の目が全てを語っていると言う事があります


人の気持ちは
それだけ目に表れると言う事なんでしょう


例えば

気持ちと裏腹な事を言っている時って
何故か相手の目を正対出来ないものですよね

特に男は・・・?


「お前だけだよ」

川;一一)ジッ (゚_゚ )( ゚o゚)(゚-゚ )ナ、ナニカナ?


「嘘じゃないよ」

(¬へ¬川 ジー (゚-゚=)(。_。=)(=゚-゚)ホ、ホントサ



ちなみに
私の若い頃は
嫌いな奴と話をする時
愛想笑いをしようと思えば思うほど
顔が思いっきり引きつってました(笑)

今はもう立派に歳を重ねましたからね

愛想笑いでも営業スマイルでも
「ドンと来い!」ってなもんですが(笑)



”目は口ほどに嘘を言う”

なんて
そんな言葉は誰が言ったんでしょうかね?


女は目で嘘を語り
男は目で嘘がバレるのだとか

何故なら
嘘がバレそうになると

女は涙で瞳を隠すけど

(p_q)シクシク ←女性の必殺技

男は慌てて口を抑えてしまうのです

(゚/ \゚=)アワワ ←この時点でアウト


男は目を見られたら
それでもう一発でバレバレです(笑)


良く
嘘をつく時には
決まって”目が泳ぐ”男っているそうですが
それもまた、しかりです

だ、誰の事・・・かな?

o(-_-;)o ドキドキ



男 VS 女

これでは最初から勝負にはなっていませんね

って、何の勝負をしているんだか!?


まぁ、勝負はともかく(笑)

嘘がバレるのが困るなら
正直にしてなさいって事でしょうか?


それとも
負けず嫌いなあなたなら
サングラスを買いに
メガネ屋さんに走りますか?

サングラスのレンズは
そうね~
黒よりはミラーの方が良いかな?(笑)


もっとも
結婚詐欺師にでもならない限り
或いは
<やましい事>でも無い限り
そんな勝負は必要ないかもですけどね


まぁ・・・

バレたら素直に土下座しましょ!!

m(_ _)m スマヌ!



<第1話> 携帯電話


夕食後の団欒。
そう言えばと妻に話しかけた。

「知ってる?
 田中のとこの離婚の原因」

「田中さんの浮気でしょ?」

「そうなんだけどさぁ~
 でも、なんでバレたと思う?
 携帯だよ。
 奥さんが田中の携帯を内緒で見たら、
 浮気相手との熱々なやり取りがあったんだってさ」

「自業自得よね」

と、妻はバッサリ。

「いやぁ、そりゅまそうだけどさ。
 でも、普通は旦那の携帯を勝手に見るか?」

「やましい事が無ければ別に良いんじゃないの?」

「でもさ、プライバシーの侵害だろ?
 いくら夫婦でもそりゃないよ。
 誰かがテレビで言ってたけど、
 旦那や奥さんの携帯なんか見るもんじゃないってさ。
 何も無いとしたって見られた方は
 疑われているみたいで嫌じゃない?
 そんな小さな亀裂が
 いつか大きくなるんだってさ。
 お前だって俺が勝手にお前の携帯を見たら嫌だろ?」

「当たり前よ!
 そんな事をしたら即離婚だからね!」

「そしたら、お前も俺の携帯を勝手に見るなよ」

「見ないわよ。
 どうせ、貴方のところに来るメールって、
 何処かのお店のメールマガジンや
 田中さんと谷さんと一之瀬さんくらいでしょ?」

そう言うと、妻はニヤリッと笑った。


『ゲッ!?
 何でそこまでハッキリ知ってるんだ?』





<第2話> へそくり


「そういやさ。
 明日は会社の飲み会だから」

「あっ、そう。
 勝手に行けば?」

「なんだよ、その言い方」

「だって、私には関係無いもの」

「関係無くは無いだろ?
 会社の付き合いは仕事みたいなものなんだから」

「上手い事を言って。
 結局は飲みたいだけのくせに」

「違うよ。
 付き合いだから仕方なくさ」

「で?」

「だから、飲み代・・・頼むよ」

「いやよ。
 自分が飲みに行くんだから
 自分で出せば良いじゃない?」

「そんな金、無いよ~
 俺の小遣い知ってるだろ?」

「じゃ、止めれば?」

「そうはいかないから頼んでるんじゃないか。
 会社の付き合いなんだから
 行かない訳にはいかないんだって。
 俺の顔も立ててくれよ。
 な? 頼むよ」

「いくらよ?」

「そうだなぁ~
 一万くらいあれば二次会とタクシー代くらいは・・・」

「バカじゃない!
 そんなに出せません!」

「じゃ、いくらなら出してくれるんだ?」

「五千円」

「えー? 足りないよ」

「あなた、前にへそくりがあるって言ってなかったっけ?」

「な、無いよ、もう」

「何に使ったのよ?」

「だから、そんなに大した額じゃないんだって」

「いくらあるの?」

「ん~ まぁ・・・」

「いくら?」

「まぁ・・・ご、五千円くらいかな。
 だけどさ、急な付き合いだって
 いつあるか分からないし。
 それに、ほらっ!
 結婚記念日が近いだろ?
 そんな時に花束とかケーキくらい買える分くらいは
 いつもキープしておきたいしさ」

「ホントに五千円しかないの?」

「あぁ、もちろんだよ!
 俺の小遣いを考えたら分かるだろ?
 そんなに貯められないって」

「そうね。 じゃ、タバコを止めたら?」

「それは今は関係ないだろ?」

「分かったわ。
 それじゃ、はいこれ」

そう言うと
妻は財布から千円札を八枚取り出して
渋々、私に手渡した。

「えっ? もうちょっと・・・?」

「無理です!
 そんな余裕は我が家にはありません!
 足りなかったら
 自分で少し足しなさいよ」

「そんなぁ・・・頼むって」

「もう! じゃ、今回だけよ」

そう言うと
妻は千円札をもう二枚、私に差し出した。
そして、念を押すように訊いて来た。

「あなた、本当にへそくり五千円しかないの?」

「あぁ、もちろん本当さ!」

『へへ、本当は五万円あるけど
 こんな事の為には使えないからな』

私は心の中でそっとほくそ笑んだ。

「そう。 本当に五千円しか無いんだ?
 そしたら問題無しね?」

そう言うと妻はニヤリと笑った。

『な、なんだ? どう言う意味だ!?』

その瞬間、私の血の気が引いた。

『まっ、まさか!?』


「じゃ・・じゃ、寝るわ」

そう言うが早いか
私は一目散に二階の自分の部屋に駆け上がった。

そして、部屋に入ると
私はへそくりを隠していた本棚の前に立った。

嫌な胸騒ぎがする。

本棚の一番上の段
右から七冊目
文豪トルストイ著「イワンのバカ」

その本の間に通帳とカードを挟んでいたのだ。

急いで本を手に取ると
通帳を挟んでいたページを開いた。

『あった!』

ホッと、安堵をすると
私は何気なく通帳のページをめくった。

『な、な、なんだ~?』

一カ月前に四万五千円が引き出されていた。

残金は五千円丁度。



『そう。 本当に五千円しか無いんだ?
 そしたら問題無しね?』

妻の悪魔のような囁きが
私の脳裏でエンドレスに流れていた。

『そう。 本当に五千円しか無いんだ?
 そしたら・・・』

『そう。 本当に五千円しか・・・』

『そう。 本当に・・・』

『そう・・・』






(注)既婚男性は決して
   奥さんと一緒には読まないで下さい。
   急な殺意が湧き起こったとしても
   当局は一切関知致しません。

   尚、これらの話はフィクションであり
   実在するいかなる個人
   及び、家庭とも関係がありません・・・多分。




女優

『女は生まれながらにして女優である』


こんな言葉を誰が最初に言ったのか?

それは解らないけれど
確かにこれを「名言」のひとつだと言っても
文句をつける男はきっといないでしょう



例えば<嘘>

男は嘘を隠す為に嘘を重ねようとしますが
女性は嘘を真実にする為に嘘を重ねるのだとか

そして
これは以前にも書きましたが

男は嘘がバレそうになると
慌てて口を隠すの対して
女性は泣いているフリをして目を隠します

いくら慌てて口を押えても
目が間抜けに泳いでいたら
そりゃ、嘘なんかすぐにバレてしまいます

しかも

女性に泣いているフリで目を隠されたら
真実(?)を知らぬ男は
ただただオロオロするばかりで

「ねぇ、大丈夫? ごめん、気を悪くした?」

喧嘩の原因が女性の側に有ったとしたって
大根役者と名女優?

これじゃ、端から勝負にはなりません




例えば<笑顔>

実は
若い頃の私なんかもそうだったのですが
男は嫌いな奴は嫌いなんです

例えそれが仕事の同僚だったとしても
嫌いな奴に愛想笑いなんか出来ません

そんな事をしてしまったら
三日間は自己嫌悪しちゃいます

だから
嫌いな同僚とは
必要最低限の
言ってみれば業務連絡程度の事しか話しません

(まぁ、今はだいぶ大人になりましたが)

友達だったら
速攻、近寄らないように自ら遠ざかります

でも

女性は例えどんなに嫌いな相手でも
満面の笑顔で
話を合わせる事が出来ちゃうんですよね

「あれ?
 君、あの子とあんなに仲が良かったっけ?」

「そんな訳無いじゃないですか。
 あんな女、大嫌いですよ」


”社交辞令”
そして
”営業スマイル”

きっと
どんなに優秀な営業マンでも
この点に関しては
女性には敵わないんだろうな

おー、怖っ!




例えば<ネコ>

えっ?

『男と女の話には関係無いんじゃないか?』

ですって?

いやいや
これぞ女優の本領発揮ってなもんじゃないですか

そう、被りモノの話です

もちろん、『くまモン』とか
そんな話じゃないですけどね

男の前はもちろん
上司の前とか
そうね、男の両親の前では尚更

「こいつ、二重人格か?」

男が女性に対して
初めて恐れおののく瞬間かも知れません


好きな人の前に出た時

恋人同士だったとしたって
二人っきりでいる時と
みんなの前にいる時

そりゃね
男だって態度は変えますよ

でも、女性のそれは
男の比ではありません

しかも
”演技”とはとても思えないほど
ごく自然に演じ分けてしまう

いや

演じると言うよりは
成りきってしまえるんでしょう

人間が息を吸うのと同じくらい
意識などせずにごく”普通”に

まさに
女性は須らく天性の女優なんですね


そう言えば誰かがこう言っていました

『男は成長をして男になるけど
 女は生まれながらにして女である』




結局

男は一生かかっても
女性には敵わないのかも知れません

なんせ

産んでくれた母親が
そもそも女性ですしね



忍術を使いこなすには
何よりもまず日々の鍛錬が重要である。

この鍛錬で鍛えるのは
主に心・技・体
そして頭脳の四つ。

それらを鍛え如何なる事態に遭っても
機敏かつ柔軟な対応が出来るようにすべし。

①敵の奇襲に動じずに
 対応出来る精神力を鍛えるべし!
②敵の策略に即応し
 間髪を入れずに反撃出来る技を磨くべし!
③敵の動きに
 俊敏に備えられる身体能力を養うべし!
④敵の次の手を
 先読み出来る洞察力と判断力を会得すべし!

敵が発する殺気をいち早く察知出来れば
自ずと道は開けるもの也。

万が一
逆境の中に身を置かねばならない時は
耐え忍ぶのも又、忍びの極意也。

決して騒がず、決して狼狽えず
努めて冷静沈着に行く道を見定めるべし。

それすなわち
忍術において最も重要とされる極意である。



これら忍びの極意は
現代の夫婦間バトルに於いても
十二分に活用可能な極意である・・・多分。




「ただいま」

「・・・」

「うん? どうした?」

帰宅した夫が居間に入ると
妻が鬼の形相で
且つ、夫を威圧するが如く
腕組みをしてソファに陣取っていた。

それはまさに妻の奇襲であった。

「な、何? ど、ど、どうした?」

無言の妻。

ソファの前に置かれたコーヒーテーブル。
そこには一枚の名刺が置かれていた。

妻がそれを横目で見ながら
不気味な程の猫撫で声で一の矢を撃った。

「ねぇ? ”モンロー”って誰?」

「あぁ、それは・・・
 そう、この前会社の後輩にね。
 無理やり連れて行かれてさ」

動揺を抑えるように
夫は努めて平静を装って答えた。

「そう? ずいぶん、グラマラスな名前よね?
 あなたの好みにピッタリね」

冷ややかな視線で夫を見る妻。

「そ、そんな事はないさ!
 酔っぱらってたから
 どんな店だったかも良く覚えてないんだ」

「ふぅ~ん。なら、これは何かしら?」

一枚のカードを手裏剣の如く二本の指で挟み
夫に目がけて投げつけた。

妻の二の矢である。

「あっ、何だよ。危ないじゃないか!」

ふと、カードが落ちた床に視線を落とした夫。
目に入ったのはラブホテルのポイントカードだった。

「えっ? な、な、何んで?」

「あなたの財布に入ってたのよ。
 もちろん、知ってるわよね?」

「な、お前・・・何を勝手に!」

それには応じずに妻が続けた。

「随分とポイントが溜まってるわね?
 後、一回泊まったら
 宿泊が一泊サービスになるんですって?
 ここって、あなたが良く出張する所よね?
 ふぅ~ん、あなたの仕事って楽しそうね。
 お仕事相手はやっぱりモンローさん?
 それとも、ヘップバーンさんかしら?」

「ち、違うんだ!
 いつだけかなぁ~
 ほら、半年くらい前にこの町に出張に行った時さ。
 ホテルが何処も満室でね。
 で、仕方がないから後輩と・・・
 あっ、もちろん、男ね。
 奴と泊まったんだけど・・・ほらっ!
 一泊二人で五千円なんだ。
 安いだろ? 出張費も浮くしさ。
 だからね・・・そうそう!
 ほらっ、最近お土産が豪華だろ?
 浮いた分でお土産をバージョンアップ~♪
 なんてさ。あはは、あはは」

しどろもどろになりながらも
必死に応戦をする夫。

妻はもちろん、そんな話なんか信じちゃいない。
夫もこれで騙せるとは思ってはいないが
こういう場合の鉄則は絶対に認めない事なのだ。

仮に、不倫相手とベッドに入っている処を
妻に目撃されたとしても
決して、認めてはいけない。

そんな時はこう言うのだ。

「まだ、何もしていない」

そう、忍びたる者。
如何なる状況に置かれたとしても
決して、強気の姿勢を崩してはならない。

認める事。諦める事。
それはすなわち
死を意味する事に他ならないからだ。


「さぁ、分っただろ?
 俺は浮気なんかしてないんだって。
 さっ、腹が減ったな。
 ご飯はある?」

「ご飯? もしかして、これの事?」

妻がエプロンのポケットから取り出したのは
見覚えのある携帯電話。


これは満を持した妻の第三の矢である。
所謂、『トドメの矢』になるのであろうか?

自らの勝算に自信満々余裕の笑みすら浮かべる妻。
夫、最大のピンチである。


「あー、やっぱり家に忘れてたのか。良かった」

しかし妻は無言。

「・・・」

「あぁ、良かった」

夫がテーブルの上の携帯を手に取ろうとした瞬間。
一瞬早く妻がその携帯を奪い取った。

そして、おもむろに言った。

「何だか、随分メールだとか電話が来てたわよ」

「あ、あぁ。仕事の件だと思うよ。
 そう、仕事・・・仕事さ」

「ふぅ~ん。そう?
 私、かかって来た電話に出ちゃった♪」

「げっ!? そ、それはお前・・・」

「何? お仕事相手なんでしょ?
 なら、あなたと連絡が取れないと
 先方も困るんじゃないかと思ってね。
 だから、出てあげたのよ」

今度は夫が無言。
但し、これは返答に詰まっているだけではあるが。

「そしたら、相手の方は何て言ったと思う?」

「さ、さぁ・・・」

「『あんた、誰よ?』ですって。
 随分、口の訊き方を知らないお仕事相手なのね?」

「あっ、あぁ・・
 そう、きっと、間違い電話だったんじゃないか?」

「そうなの?」

「そうだよ! 当たり前じゃないか!」

「それにしては着信の名前が
 『エリザベス』って携帯に出ていたけど?
 どうして、間違い電話の相手の名前が出るのかしら?」

「最近の携帯は進歩しているからね。
 かかって来た相手の名前が出るんじゃない?」

「ふぅ~ん。私のには出ないけど?」

「そ、それは・・・そう、設定じゃないか?」

「じゃ、あなた。私のにも設定をしてくれる?」

「あぁ、今度な。
 今日は疲れてるんだ」

「『エリザベス』さんとのお仕事で?」

「そう・・・ち、違うよ!
 嫌だなぁ~ 何を言わせるんだよ。
 まるで夫婦漫才じゃないか?
 あはは、あはは」

「良く笑えるわね?」

≪ギクッ≫

夫を鋭く射抜くように見つめる妻の形相は
鬼を遥かに超えて”怒りの大魔神”のそれだった。

「誤解だよ! 誤解!
 俺は神に誓って浮気なんかしてないって!」

「・・・」

「なぁ、信じてくれよ。
 俺がいつ浮気をしたって?
 今までだって、随分お前の悪態にも我慢を・・
 あっ、いや・・・その、なんだ・・・
 お前一筋、家族一筋で来たじゃないか?
 毎日、ゴミ出しだってしてるし
 休みの日だって家族の為に使ってるつもりだよ」

「だから?」

「だからさ~
 俺にはお前が一番。家族が一番なんだよ」

「随分、一番がいるのね?
 それで言うなら
 『エリザベス』さんも一番なんでしょ?」

「だから、違うって! 誤解! 誤解!」

「証拠は?」

「証拠?」

咄嗟に夫は捨て身の覚悟で妻に抱きつくと
破れかぶれでキスをした。

その瞬間。
妻の正拳が夫のミゾオチを強打した。

「うぐっ・・・」

思わぬ反撃に苦痛でもんどり打つ夫。
したり顔で薄笑みを浮かべる妻。

妻は何事も無かったかのように平然と言い放った。

「あなた。これにサインをして頂戴」

そう言うと妻は
静かにテーブルの上に二枚の紙を差し出した。

一通は離婚届け。
そして、もう一通は
≪財産の全てを妻に譲る≫
と書かれた誓約書だった。

「お前・・・?」

「あっ、ペンね? はい。これはあなたの印鑑」

「ちょ、ちょっと待ってくれよ!
 だから、誤解なんだって」

「良いのよ、どっちでも。
 それとも、何?
 一生、罪を償って私の奴隷でいたいのかしら?」

「そんな殺生な・・・」

「あなたには選択権は無いの」

「嫌だ! 俺は別れないぞ!」

「じゃ、正直に謝罪をするのね」

「そしたら・・・許してくれるのか?」

「さぁ」

「『さぁ』ってお前・・・」

「言ったでしょ? あなたには選択権は無いの」

「・・・」

「さぁ、早くしてね。私、出掛けるんだから」

「出掛けるってお前・・・こんな時間に何処に?」

「何処だって良いでしょ。
 あなたには関係無いわ」

「関係無い事は無いさ。
 あっ、解った!
 お前も浮気をしてるんだろ?
 何処の男だ?」

「『お前も』? 今、『も』って言ったわね?」

ニヤリと笑みを浮かべる妻。

≪ギクッ≫

「そ、そ、それは言葉のアヤだろ」

「今、認めたわね? 認めたわよね?」

「うぐっ・・・はい・・・
 申し訳ありません!
 この通りです!
 もう二度と浮気はしません!」

夫は妻にひれ伏し土下座をして許しを乞うた。




夫の敗因はふたつ。

ひとつは
やぶれかぶれな行動
浅はかな甘い考えで為し崩しにしようとした事。
もうひとつは
妻の誘導に乗って謝ってしまった事。

忍びたる者は常に冷静沈着でなければなりません。
そして、どのような責めに遭っても
強い意志を持って
弾き返す気概を忘れてはいけなかったのです。

意志が弱いのに浮気などとは以ての外です。

これを専門用語で言うなら『論外』

この男は
まだまだ忍びとしての
修行が足りなかったと言う事でしょう。

これを専門用語で言うと『自業自得』ですかね。



えっ?

この二人がこの後どうなったか?


それは皆さんのご想像にお任せしておきましょう。

私は想像なんかしたくは無いですがね。

「おー、怖っ!」




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